無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

雨の野良仕事(自然観察:畑の水脈チェック)

2019-06-30 08:23:57 | 日々の自然菜園
自然菜園スクール2019 単発体験参加者は随時募集中~ 



本日、

今年の梅雨は、長雨になりそうです。
ようやく、九州・中国地方も梅雨入りしたみたいですが、台風つきなので、災害にならないことを願っております。


毎朝、特に何もしませんが、田畑を一周しながら自然観察して、今日の野良仕事は何をしようかと思案しております。

特に、雨の日は、野良仕事はなるべく畑に入らないようにし、水脈チェックをして回ります。

去年1年間、大地の再生の矢野さんの下、水脈を知るようになってから、雨の日の水脈チェックが楽しみで、雨の日は、身体を休めて晴耕雨読+水脈チェックにしております。




唯一元田んぼでない、超粘土が強い畑も、当初は、雨が降ると通路が水たまりになり、3日間は水が引かない状態でしたが、

現在、通路の両脇の緑肥mixのお蔭で、合計10㎜を超える大雨でも通路に水たまりが亡くなりました。

水たまりが、1日以上続くようだと、畝の中にも水が停滞し、プランターなどの鉢底の穴がふさがった状態になるので、酸欠で根腐れし始めてしまいます。


この雨で、キュウリは水が大好きなので、一段と大きくのびのび育っており、


二本仕立てにしようと1か所しか誘引してなかったミニトマト(水の変化が苦手)は倒れておりましたので、

草マルチしてあったので、葉に泥がついていないので、雨の時に誘因すると折れやすいので、雨がやんで茎に柔軟性が出てから誘引しようと思いました。

大雨やゲリラ豪雨では、畝に雨が当たって泥を跳ね返して、葉の表裏に泥がつくと、気功がつぶれ、泥に含まれている病気が蔓延しがちです。
草マルチしてあるだけで、泥の跳ね返りがなくなるので便利です。




元田んぼで自然菜園1年目の採種圃場(一応、採種農家です)。

通路にもみ殻を敷いてあるので、あまり硬くなっていないせいか、雨のわりに通路に水が溜まっていませんでした。(水が、抜けているようです)

雨の日は畑の中には入らず、少しでも通路の土がつぶれないように心がけます。





生育中の二十日大根もこの雨で割れておりませんでした。






育苗ハウスは、雨水タンクを併設してあるので、この雨で水が溜まっています。

一晩で、屋根からポタポタ落ちている水で、大バケツの水もあふれています。

バケツを置いていくと、どれくらい雨が降ったのかわかりますし、晴れたときに野菜の生育に応じて水やりが雨水でできます。




雨の日は、コンポストバケツで造っている腐葉土に自然に水やりができるので、蓋を開けておきます。


昨日切り返し途中の土ボカシ(2回目の切り返し)は、発酵熱で水が足りなくなっていたので、
今日、大雨に当てて、自然吸水させてから、切り返しを行うと思います。

堆肥や土ボカシは、雨に当てると養分も流れてしまうので、基本は雨に当てません。

ところが、発酵途中の水不足や、切り返しの際は、わざと雨水に当てることで、水やりをさぼり、天然の雨水で発酵を促します。




中古で捨てようと思ったジョウロも、今では、果樹の育苗の梅雨時のみの雨よけのポタポタをジョウロに集めて置き、
晴天が続き果樹の鉢が乾き過ぎたときに、ジョウロの水をあげるようにしております。(雨よけをすると根が乾燥しすぎる場合があるため水やりが必要)


朝食前の(朝飯前の)一仕事でした。
透明カサは、見通しがよく、軽いので、片手が空くので雨の自然観察に、最適です。

晴れたらやりたいことを優先順位をつけることができました。

少なくても今週は、水やりが必要なく、もう少し草をのばしてから刈って草マルチしようと思いました。



次回自然菜園スクール自然菜園見学コースでは、2か月後田畑の生長具合を是非目の当たりにしてみてください。
8月18日(日) AM:自然菜園講座③(自家採種)
PM:真夏の自然菜園見学会(田んぼの出穂、野菜の夏休み、秋野菜の植え付け)




次回7/11(木)「中干しと出穂」です。

『無農薬無化学肥料でできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。


場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)




自然菜園スクール2019 募集中~ 



『無農薬無化学肥料でできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。
次回7/11(木)「中干しと出穂」です。


場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)


◆◇◆お知らせ◆◇◆

2019年土内容充実で、今年は、完全リニューアルで、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。

今年のテーマ「コンパニオンプランツで混植」

毎月2種類(年間24種類)のメイン野菜とコンパニオンプランツを紹介。
各野菜とコンパニオンプランツをどのように栽培するとより効果的かなど体系的にポイント解説。

7/ 3(水)-「ニンジンのコンパニオンプランツ」「ズッキーニのコンパニオンプランツ」

座学は、野菜の栽培の流れをイメージしやすくなるだけでなく、失敗した本当の原因や準備ができるようになります。
菜園が忙しくなる種まき植え付けのラッシュ4~5月、草刈りと収穫が忙しくなる6~8月、あっという間に過ぎる9~12月とならないように、
1~2月に備えておくことをお勧めします。



新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。
コメント (11)
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