本日、。
本日2度目の投稿。
今日は、最高温度予報が30℃に達するようです。
先週の自然菜園フルコースのブログにも載せましたが、
梅雨入りし、無農薬果樹にとってはつらい時期なので、特別ストチュウの葉面散布の回数が増えてきております。
そんな果樹園も含めて、今朝は、梅雨の畦草などの草刈りを行いました。
草刈りは、菜園プランの次に得意です。といってもきれいに草を刈ることもできますが、生き物視点で、タイミングよく刈ることはこの20年以上修行してきたので、最近はっきりしてきました。
話は、20数年前にさかのぼりますが、草とニラの違いも判らず、草刈りの際にニラを2列刈ってしまった失敗もしたくらい、
街育ちの私は、草刈りを全くしたことがありませんでした。
ところが、自然農に出会い、自然農法の修行時代、さんざ草刈りをし、指が曲がらなくなったり、草払い機で一日中(訳朝7~夕方18時)草を刈っていた時代もあるので、この20年間草を刈ってきた人生で、人生の半分以上を草と共に過ごしております。(笑)
去年は、1年間大地の再生の矢野さんの下、風の草刈りを習ったこともあり、今回の果樹園などは、ある意味渾身の草刈りができたと思っております。
あとは、リンゴや野菜など作物が、この草刈りでよかったのか教えてくれるので、反応を観るのが楽しみです。
上の写真からもわかるように、先週の果樹園は、草ぼうぼうでした。
正確には、元田んぼに1~2年間セスバニア、クロタラリアなど夏のマメ科緑肥作物mixを蒔き、1.5m以上もの根を這わせ、元田んぼの水が溜まる硬盤層を破壊し、去年一年間は、こぼれ種で発芽したセスバニアとイタリアンライグラス、レンゲ、クリムソンクローバーが中心になり茂り、シロクローバーがちらほらある感じでした。
現在は、クリムソンクロバーとイタリアンライグラスに負けないくらいシロクローバーも茂り、クリムソンクローバーは種をつけ、シロクローバーは半分種をつけ、イタリアンライグラスなどが開花が終わって倒れ始めたナイスなタイミングだったので、
朝露のある草が柔らかい時間帯(早朝)にやや強い、虎刈りタイプの風の草刈りを行いました。
ビフォアー
アフターです。
正直、草刈りのための草刈りは大っ嫌いで、きれいにするために草刈りをするのは不本意です。
それでも住んでいるのが田舎なので、周囲に迷惑をかけたくないのと、作物が自然に健康に無農薬で育つようになるように、タイミングを見計らって草刈りを行っております。
まず、今日草が刈るには最適なタイミングだったことだけでなく、
1)1週間前から周辺の畦の草刈りが完了(そのさらに外周は2週間前に刈ってあるので)していたので、今日刈ったところで、生態系のバランスが崩れにくく、
2)しかも最高気温が28℃を超えるので、刈り方によってはある程度草にダメージを与えつつ
3)明日は一日雨なので、残した草には回復の暇を与えることができ、
4)一昨日、果樹には、道法スタイル(垂直に紐で縛る)で誘引済みで、特製ストチュウ水を散布してあるので、果樹はばっちりの状態で、
5)今日の夕方さらに、雨の降る前に特製ストチュウ水を散布する予定なので、
このタイミングを逃すことなく、一気に草刈りをしてしまいました。
今ここで草刈りをしないと風通しが悪く、周囲からの印象も悪く、草と果樹と生物(微生物)のバランスも悪くなり、草も硬くなり刈りにくく、草のバランスも崩れ、刈るタイミングを逸していまいます。
草刈りをしたといってもかなりの高刈りしかも虎刈りなので、一見手抜きに見えると思いますが、
道路から見ると、すこぶるすっきりした感がありつつ、
果樹の下草にいた天敵・害虫のバランスを保ちつつ、生やしたい草のタネを蒔きつつ、抑えたい草を抑え、風通しを良くし、今後生えてくる草の余地(遊び)を残し、果樹の根が張りやすくするイメージで刈ってみました。
実際に果樹が喜んでくれるかは、来週以降の葉っぱの色と葉っぱの生き物のバランスが判断材料です。
無農薬果樹は、農薬防除と異なり、生態系を調えて天敵と調和の世界で草と果樹が手を取りながら育つと思います。
「風が吹くと桶屋が儲ける」と同じで、「風の草刈りで、無農薬で果樹が育つような」きっかけになれるような草刈りになればと思っております。
まだまだ果樹に関しては経験も知識も成功事例も失敗事例も足りないので、実際に果樹と師匠と先輩たちについて勉強していきたいものです。
生態系は、壊れやすいですが、日本人は里山文化を持ち、縄文時代から田んぼと里山のある暮らしをしてきました。
その文化と技術を融合し、今後も無農薬果樹や稲作、野菜の栽培に活かしていきたいと思っております。
梅雨の時期に、草と友達(共に立つ)になっておくと、夏干ばつでも夏長雨でも、草が作物を育ててくれます。
作物が喜ぶ草刈りを心掛けたいものです。
本日2度目の投稿。
今日は、最高温度予報が30℃に達するようです。
先週の自然菜園フルコースのブログにも載せましたが、
梅雨入りし、無農薬果樹にとってはつらい時期なので、特別ストチュウの葉面散布の回数が増えてきております。
そんな果樹園も含めて、今朝は、梅雨の畦草などの草刈りを行いました。
草刈りは、菜園プランの次に得意です。といってもきれいに草を刈ることもできますが、生き物視点で、タイミングよく刈ることはこの20年以上修行してきたので、最近はっきりしてきました。
話は、20数年前にさかのぼりますが、草とニラの違いも判らず、草刈りの際にニラを2列刈ってしまった失敗もしたくらい、
街育ちの私は、草刈りを全くしたことがありませんでした。
ところが、自然農に出会い、自然農法の修行時代、さんざ草刈りをし、指が曲がらなくなったり、草払い機で一日中(訳朝7~夕方18時)草を刈っていた時代もあるので、この20年間草を刈ってきた人生で、人生の半分以上を草と共に過ごしております。(笑)
去年は、1年間大地の再生の矢野さんの下、風の草刈りを習ったこともあり、今回の果樹園などは、ある意味渾身の草刈りができたと思っております。
あとは、リンゴや野菜など作物が、この草刈りでよかったのか教えてくれるので、反応を観るのが楽しみです。
上の写真からもわかるように、先週の果樹園は、草ぼうぼうでした。
正確には、元田んぼに1~2年間セスバニア、クロタラリアなど夏のマメ科緑肥作物mixを蒔き、1.5m以上もの根を這わせ、元田んぼの水が溜まる硬盤層を破壊し、去年一年間は、こぼれ種で発芽したセスバニアとイタリアンライグラス、レンゲ、クリムソンクローバーが中心になり茂り、シロクローバーがちらほらある感じでした。
現在は、クリムソンクロバーとイタリアンライグラスに負けないくらいシロクローバーも茂り、クリムソンクローバーは種をつけ、シロクローバーは半分種をつけ、イタリアンライグラスなどが開花が終わって倒れ始めたナイスなタイミングだったので、
朝露のある草が柔らかい時間帯(早朝)にやや強い、虎刈りタイプの風の草刈りを行いました。
ビフォアー
アフターです。
正直、草刈りのための草刈りは大っ嫌いで、きれいにするために草刈りをするのは不本意です。
それでも住んでいるのが田舎なので、周囲に迷惑をかけたくないのと、作物が自然に健康に無農薬で育つようになるように、タイミングを見計らって草刈りを行っております。
まず、今日草が刈るには最適なタイミングだったことだけでなく、
1)1週間前から周辺の畦の草刈りが完了(そのさらに外周は2週間前に刈ってあるので)していたので、今日刈ったところで、生態系のバランスが崩れにくく、
2)しかも最高気温が28℃を超えるので、刈り方によってはある程度草にダメージを与えつつ
3)明日は一日雨なので、残した草には回復の暇を与えることができ、
4)一昨日、果樹には、道法スタイル(垂直に紐で縛る)で誘引済みで、特製ストチュウ水を散布してあるので、果樹はばっちりの状態で、
5)今日の夕方さらに、雨の降る前に特製ストチュウ水を散布する予定なので、
このタイミングを逃すことなく、一気に草刈りをしてしまいました。
今ここで草刈りをしないと風通しが悪く、周囲からの印象も悪く、草と果樹と生物(微生物)のバランスも悪くなり、草も硬くなり刈りにくく、草のバランスも崩れ、刈るタイミングを逸していまいます。
草刈りをしたといってもかなりの高刈りしかも虎刈りなので、一見手抜きに見えると思いますが、
道路から見ると、すこぶるすっきりした感がありつつ、
果樹の下草にいた天敵・害虫のバランスを保ちつつ、生やしたい草のタネを蒔きつつ、抑えたい草を抑え、風通しを良くし、今後生えてくる草の余地(遊び)を残し、果樹の根が張りやすくするイメージで刈ってみました。
実際に果樹が喜んでくれるかは、来週以降の葉っぱの色と葉っぱの生き物のバランスが判断材料です。
無農薬果樹は、農薬防除と異なり、生態系を調えて天敵と調和の世界で草と果樹が手を取りながら育つと思います。
「風が吹くと桶屋が儲ける」と同じで、「風の草刈りで、無農薬で果樹が育つような」きっかけになれるような草刈りになればと思っております。
まだまだ果樹に関しては経験も知識も成功事例も失敗事例も足りないので、実際に果樹と師匠と先輩たちについて勉強していきたいものです。
生態系は、壊れやすいですが、日本人は里山文化を持ち、縄文時代から田んぼと里山のある暮らしをしてきました。
その文化と技術を融合し、今後も無農薬果樹や稲作、野菜の栽培に活かしていきたいと思っております。
梅雨の時期に、草と友達(共に立つ)になっておくと、夏干ばつでも夏長雨でも、草が作物を育ててくれます。
作物が喜ぶ草刈りを心掛けたいものです。