無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

梅雨の自然菜園

2019-06-28 07:29:19 | 日々の自然菜園
自然菜園スクール2019 単発体験参加者は随時募集中~ 




本日、のち










今年は5月の方が暑くて雨が少なかったので、梅雨に入り、一気に朝夕涼しく寒いくらいで、今年の梅雨はいいお湿りです。
この畑をはじめて6年目、毎日見回りますが、お手入れするのは(お世話するのは)、週一ルールで行っております。

家庭菜園なので、毎日手入れをするのではなく、週一でお手入れすることで、家庭菜園の実践者として指導者として、指導力を鍛えているつもりです。

今年は、難しいハクサイのタネ採り、春ハクサイも例年になく秋ハクサイのように立派に結球してくれています。


アスパラの連作区もコンパニオンプランツのミニトマトが大きくなってきました。


ニンニクももうすぐ収穫で、昨日雨が降る前に手前の寒冷紗で覆ったターサイのタネのサヤも収穫できました。


夏野菜のミニトマトたちも一昨日までの晴天で一気に伸びて、昨日、今日の雨でまた大きくなることでしょう。


キッチンシードガーデン脇のルバーブもエンドレス栽培で、またジャムにできそうです。




左:不耕起、右:耕した田んぼです。

いずれも草が生えず、今は中干し一歩手前の自然落水中です。


畦草は、恒例の2度刈り2回目で、次回刈ったらしばらく刈らずにおくことで、カメムシ被害の斑点米を予防します。


水口のマコモ深水区でも自然落水をはじめ、オタマジャクシが死にそうな場合、




田んぼの脇の水路に移動します。


耕した田んぼ


耕さない田んぼ




田んぼの畦では、畦豆(大豆)、田芋(サトイモ)、ショウガ、水ナス、セロリ、食用ほうずきなど、田んぼの用水(畦水)を使って水の好きな野菜を育てます。


今年でこの田んぼも無事7年間の試験栽培が無事終わり、耕した田んぼの無農薬でも草が生えず、食味値が120点以上で、多収(10俵/反)も平均で、クリアーし

不耕起栽培でも同様の目標数値も達成できそうなので、一般的な無農薬自給田んぼ(週一のお世話で美味しいお米が自給できる)マニュアル化ができそうです。

22年前は、無農薬の田んぼも不耕起の田んぼも珍しく、市民農園で家庭菜園をやりながら、師匠たちや先輩の田んぼをお手伝いさせていただきながら、なんとなく誰でもできる草の生えにくい無農薬ラクラク田んぼのマニュアル化はできないかと思案していたことが、ようやく一つの形としてできそうです。


お勤めの方でも、週一田んぼでも、農業で忙しい農家さんでも無農薬・無化学肥料で手間少なく、安心安全な美味しいお米が自給できる楽しみを持てる機会になればと思っております。いずれは書籍化したいものです。


次回自然菜園スクール自然菜園見学コースでは、2か月後田畑の生長具合を是非目の当たりにしてみてください。
8月18日(日) AM:自然菜園講座③(自家採種)
PM:真夏の自然菜園見学会(田んぼの出穂、野菜の夏休み、秋野菜の植え付け)




次回7/11(木)「中干しと出穂」です。

『無農薬無化学肥料でできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。


場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)




自然菜園スクール2019 募集中~ 



『無農薬無化学肥料でできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。
次回7/11(木)「中干しと出穂」です。


場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)


◆◇◆お知らせ◆◇◆

2019年土内容充実で、今年は、完全リニューアルで、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。

今年のテーマ「コンパニオンプランツで混植」

毎月2種類(年間24種類)のメイン野菜とコンパニオンプランツを紹介。
各野菜とコンパニオンプランツをどのように栽培するとより効果的かなど体系的にポイント解説。

7/ 3(水)-「ニンジンのコンパニオンプランツ」「ズッキーニのコンパニオンプランツ」

座学は、野菜の栽培の流れをイメージしやすくなるだけでなく、失敗した本当の原因や準備ができるようになります。
菜園が忙しくなる種まき植え付けのラッシュ4~5月、草刈りと収穫が忙しくなる6~8月、あっという間に過ぎる9~12月とならないように、
1~2月に備えておくことをお勧めします。



新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。
コメント (4)
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