いよいよ今週末に、
3/21(土)自然菜園スクール【安曇野校】『自然菜園ベーシックコース』『自然菜園マスターコース』が始まります。
テーマ『自然菜園の始め方』
AM:ガイダンス、自然菜園講座①(菜園プラン)
PM:緑肥の種まき、堆肥の切り返し、菜園プランチェック
※菜園ランチあり
本日、の予報。
昨晩から朝にかけて降ったは、
に変わり、全然降らなかった雪が今週はよく降る。
先週までの春のような陽気が、今週は真冬に逆戻りといった感じですね。
そんな中、自然菜園スクール『自然菜園 自給自足コース』の2日目の午後、『自然育苗タネ採りコース』合同で踏み込み温床づくりを行いました。
今年は、『自然菜園 自給自足コース』の半日は、合同で行うことが多く、より多くの参加者と交流ができればと思っております。
『自然育苗タネ採りコース』の最初は、いつも座学から。
現在、無料動画配信のキャンペーンの中なので、
動画で講座を観てもらうとわかるように、(当時の講座は長くてわかりにくくて、すみません)
座学で、まずは体系的に最低限の知識を学んでいただきます。
自然育苗とは、自然に野菜が育つために、野菜が本気を出すスイッチを入れてあげること。
そのため、植えてからどんどん育ってくれる素地を育てることで、根をしっかり育てることが大切なので、自然育苗に必要な情報や知識を整理します。
自然育苗のイメージが膨らみ、目的がしっかりわかると、その後行う実習がより深く学ぶことができます。
今回は、自然菜園と自然育苗になくてはならないもみ殻クン炭のつくり方を実際に見ていただきました。
3種類のクン炭を焼き分けるコツ、使い分け、短期間で大量に焼く方法、火事にならない注意点、火の消し方まで実際にやってみせます。
雑誌や書籍などでは、なかなか伝えきれない詳細は見ていただければ一発ですし、
やったことがない方は、観ることで理解でき、やったことがある方は、通常のクン炭焼きでは失敗しやすい点やコツに合点が行くと思います。
この後、育苗ハウスに行くと、踏み込み温床~育苗土になるまでが見学でき、
実際に、途中で良く育っているネギ苗やホウレンソウを見ていただくと、実感がつかめます。
踏み込み温床は、堆肥の発酵熱による加温・保温効果によって夏野菜の苗を育てる方法です。
ただし、有機農業の最高技術なので、発酵条件が一つでも外れると発熱は乏しく、長期間発酵、保温できるのは難しいものです。
そこで、色々体験、研究していきついたのが、橋本力男先生による体系的な完熟堆肥発酵技術でした。
身近な落葉樹の落ち葉、米ぬか、もみ殻を主に、切りワラ、鶏床、大豆殻、そば殻などと水のみで、しっかり発酵させる技術体系です。
私も堆肥づくり合宿セミナー3泊4日で、理論から実践まで学び、家庭菜園用に簡素化して自然菜園スクール内でお伝えしております。
積み上げて、3日目に発酵温度が45℃以上に達するこの技術で、失敗しやすい温床づくりを成功に導く橋本式踏み込み温床は、素晴らしいものがあり、
堆肥づくりの基本から、踏み込み温床づくり(予備発酵)まで今回、計量、混合、攪拌、水分調整まで実際にみんなでやってみました。
実際に、堆肥の材料を測る方がどれくらいいるでしょうか?
実際に、堆肥の材料がよく混ざっている方はどれ位いるでしょうか?
踏み込み温床で1ヵ月以上30℃以上でキープできる方がどれくらいいるでしょうか?
失敗するにも、成功するにも理由がしっかりあるのが発酵です。
放水し、発酵ムラがないように、しっかり発酵するように、
一輪車の使い方を教えながら、実際に積み上げていきます。
寒風の中、みんなで一気に終えた踏み込み温床づくり、寒くて、疲れて身体には、おやつのお汁粉が沁みました。
今年2月についた、3色お餅(玄米、白、黒米)のかんぴょうササゲココナッツお汁粉を食べながら、質疑応答、そしてシェアリングを行いました。
3日目の朝、今朝氷点下(-2℃)のなか、
みんなで苦労して造った踏み込み温床(予備発酵)は表面60℃以上、中心温度45℃以上で、見事に高温発酵が始まりました!!
3日目で、45℃以上出ていれば、発酵条件をすべて満たしていたことになり、長期間発酵する踏み込み温床や、堆肥づくりの基本をマスターしたことになります。
本当は、これで、踏み込み温床に踏み込んでいきたいところですが、次回4/22(日)の自然菜園スクール『自然育苗タネ採りコース』まで、キープしておきたいと思います。
実際に、一緒に踏み込みをやってみることで、発酵ムラや踏み込み際のポイント、ワラの敷き方など多くのことを学べると思います。
覚えたことは忘れます。
観たことは思い出せます。
実際に身体を通じて体験して気づいたことは、忘れることがなく、一生の宝物になります。
★2020年度からの新講座の案内【長野市】★
◆◇◆2020年『自然菜園 根本講座』開始◆◇◆
無農薬・無化学肥料で野菜がすくすく自然に育つ環境づくり講座。
城山公民館講座の続編で、「自然菜園入門講座ではお伝えしきれなかった、無農薬・無化学肥料栽培で、野菜が自然に育つ環境づくり」をテーマに、
毎月各野菜のどのように育てるのか、野良仕事のポイント、自然菜園ならではの無農薬・無化学肥料栽培の基本講座を行います。
場所
長野県教育文化厚生協会(4F第1会議室)
※お空いていない場合は、第2会議室などに変更する場合がございます。
〒380-0838 長野市県町593 TEL 026-237-8115
Googleマップ
4/16(木)
「畝を極める」畝の立て方、野菜の根の張り方
「カボチャの育て方」ネギくらつき、草マルチ
5/14(木)
「通路を極める」緑肥mixとは? 緑肥mixの育て方
「ダイコンの育て方」間引き方、収穫適期
6/4(木)
「支柱を極める」支柱と誘引 収穫量と野菜の質アップ法
「ナスの育て方」誘引と摘果、収穫、草マルチ、補い
7/2(木)
「草マルチを極める」草マルチとは、補いとは
「キュウリの育て方」脇芽かき、草マルチ、補い、後作への影響
8/6(木)
「育て方を調整する」 摘芯、脇芽かきで変わる野菜の収量
「トマトの育て方」ミニトマトと大玉トマトの育て方、一葉残し
9/3(木)
「水を極める」 リーチング、ストチュウ水、植物ホルモン
「ハクサイの育て方」定植、葉面散布、草マルチ、不織布
1)基本、第一木曜日ですが、4月5月は、異なります。
17:30~(開場)準備
前半:17:50~18:50(講座50分+質疑応答10分)
後半:18:50~19:50(講座50分+質疑応答10分)
20:00~20:30(Q&A30分)
参加費:通し2,000円(後半のみの場合1,500円)
2)駐車場
①会場には、1階部分に、10台程度のお車を無料で停めることができます。
1階に駐車する場合は、2階の事務所に車のカギを預けに行ってください。
②会場のお向かいの長野合同庁舎第一駐車場も駐車することができますが、20:00に施錠されるので、20時前に車を1階部分にご移動ください。
3)この会場は、Wi-Fi設備があり、動画配信サービスを検討しております。
4月にテスト配信を行い、5月から有料にて、質問には参加できないかもしれませんが、ご自宅のPCやスマホからネット動画で受講できるサービスを目指しております。コロナウイルス騒動などで集合できない場合や、お仕事や遠方などで参加できない方もご参加いただけ、無農薬・無化学肥料栽培をサポートできるサービスを目指しております。
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自然菜園スクール2020
◆3月の長野校開催内容
3/11(水)【のら】 踏み込み温床準備(育苗土の掘り出し) クン炭焼き
3/14(土)【自給】ガイダンス、果樹(支柱建て、桃の定植&水脈整備)など
3/15(日)【自給・種苗】AM:ミニ菜園見学会&クン炭焼き
PM:自然育苗講座①、(踏み込み温床予備発酵)
3/22(水)【種苗】自然育苗講座②「春の育苗」実習:春野菜苗(キャベツ、ソラマメなど種まき)踏み込み温床②(踏み込み)
3/25(水)【のら】 果樹の移植準備(定植)、キウイ棚仕上げ
自然菜園スクール2020募集はじまりました!!
※単発体験参加で4月からの途中参加でも受講しやすいように、毎回完結の講座です。
NEW【長野校】自然菜園のらのらコース誕生しました!!
教えないで、一緒に野良仕事を通じて伝える平日限定のセミナーです。
【長野校】
◆自然菜園見学コース
◆自然稲作ベーシックコース
◆自然育苗タネ採り集中コース
◆自然菜園平日のらのらコース
◆自然菜園 自給自足コース
【安曇野校】
◆自然菜園ベーシックコース
◆自然菜園マスターコース
関東エリア
◆自然稲作おおつき棚田コース【大月校】(半日)
◆自然菜園入門コース【町田校】(1日)
※町田校は、現在年間受講生はキャンセル待ちです。午前の座学のみの単発体験参加は受講可能です。
新年度もよろしくお願いいたします。
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【ニュース】
最近注目の無料動画ユーチューブ『自然菜園LifeStyle』に、最新刊の表紙にもなったナスのコンパニオンが紹介されています。
竹内さんが語る「3分でわかる自然菜園」
【無料動画YouTube】新春 自然菜園セミナーのお知らせ
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【無料】3分でわかる
初DVD『竹内孝功さんの動画でわかる自然菜園』ダイジェスト版
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