無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

『これならできる!自然菜園part2』の原稿が届く 生原稿チラ見せ!

2022-01-02 10:37:53 | 日々の自然菜園

自然菜園スクール2022年、オンライン受講&現地受講お申し込み開始~。

 

明日1/3(月)発売日

先日のブログでご紹介した夏野菜の育苗特集号です。

 

自然育苗といえば、農文協さんから年末に重いものが届きました!!

実は、14年ぶりに『これならできる!自然菜園』(農文協)続編が今春新発売になります。

ついに去年の年末に、生原稿が届きました。

前作に執筆3年半かかったのですが、今回は、それを上回る4年ちょっと。満を持しての新刊です。

前作『これならできる!自然菜園』は、自然菜園という名前が生まれた記念すべき処女作です。

自然農法を志し、無肥料栽培、自然農、有機農業、循環農業、バイオダイナミック農法など答えを求めて、師匠や先輩方の田畑を見学し、研修させていただいた中で、無農薬・無化学肥料で自然に家庭菜園、自給菜園を始めるために、あったらいいなーと思える1冊を目指し、農文協の編集部の赤澤さんたちのご指導で生まれた1冊が、

お蔭様で増刷を重ね、14刷り。正直奇跡です。本当にありがとうございます!

ひそかに、当時から3部作(栽培全体、育苗、育種)を想定していたのですが、

今回14年ぶりに続編を赤澤さんからバトンをうけた松久さんによって発刊できそうなところまで来ました。

合計160頁、今回も濃い内容になっております。

テーマは、「自然育苗」

14年前の自然菜園スクールでは、月に1度の菜園教室で、野菜がすくすく育つ最大のヒミツは、スクールで使う「苗」にありました。

そのため、スクールを卒業しても、苗は毎年数百売れ、育苗ハウスがどんどん拡張されて大変でした(笑)

そこで、現在の「自然育苗タネ採りコース」の前身「自然育苗コース」が生まれ、そのヒミツの苗作りを公開伝授し始めました。

育苗にもいろいろありますが、自然育苗の最大のポイントは良い苗をづくることではなく野菜の本気を発揮できるように育苗する。

そのためには、野菜のことをもっと知ってもらう必要があり、

野菜には原産地の育った気候に沿って、色々なタイプがあることも知ってもらいたかったです。

「自然育苗タネ採りコース」名物の踏み込み温床についてもマニュアル化されております。

有機農家さんの最高の技術体系「踏み込み温床」は、失敗しやすく、安定的に造るには、技術と経験が欠かせませんでした。

「自然育苗タネ採りコース」では、「改良橋本式踏み込み温床」を体験習得できます。

自然育苗というと、自然に(適当に)大らかにやりがちですが、自然界は、緻密にして完全なので、自然の法則、摂理を知ると丁寧さを求められ、美しくなります。

ミツバチの巣が、六角形で、キレイな形のように。

育苗することで、野菜をもっと知ってもらい、野菜が本気を出せるように、お世話をします。

最大の難所は、水やりです。

卒業生を見ていると、水のやりすぎがもっとも失敗しやすい点になっております。

水やりをマスターするには、最低3回(3年)かかるものです。失敗したら、何が失敗した原因かがわかれば、その失敗はしなくなり、成功に一歩近づきます。

 

最新刊は、今春2022年2月?に発売予定なので、今しばらくお待ちください。

減殺、初校160ページ、重さにして710g(笑)を年末年始にかけて校正しております。

結構なボリュームですが、編集の松久さんをはじめカメラマンさん、イラストレターさんなどプロたちのお仕事のお蔭で、写真と文章、イラストでずいぶんわかりやすくなっているので、

★以前自然菜園スクールで育苗を学んだ卒業生からは感動に1冊になりますし、

★初めて読まれる方は、野菜のことがもっと知ることができ、身近に感じられたら嬉しいです。

 

この新刊には、14年スクール生と一緒に構築した、最新の自然菜園のノウハウと、野菜の本気を発揮するための知恵が詰まっております。

お楽しみに~。

 

こちらが発売される前に、

そのダイジェストといってもよいこちらもご覧いただくと、ベターかと思いました。

流れというものがあるようで、今年は、育苗、育種、自家採種について掲載雑誌「やさい畑」さんだけでなく、

「野菜だより」さんでも新連載がはじまります。

お楽しみに~。

 

15年目の自然菜園スクールもよろしくお願いいたします。

 

★新春ステップアップ講座第1弾のご案内

2022/1/8(土)13:30~15:30

去年好評だった庭で始める自然菜園〈理論編〉をより実践的にはじめられるように、マニュアル化<実践編〉した講座です。
具体的に、どんな資材をどのように使い、庭の欠点を克服し、菜園化させるか具体的やっていこうと思います。
お庭をお持ちの方が、すぐに庭で野菜づくりが始められるようになっている講座です。
【セミナー内容】
1.庭はなぜ、野菜が育ちにくいのか?育てやすくする秘訣とは?
2.庭を自然菜園にする3ステップと便利アイテムとは?
3.庭先自然菜園を継続する3つのコツ

春1~3月、根本講座&Q&Aセミナー以外にも

オンライン自然菜園セミナー「新春ステップアップ講座」も充実です。

ついに土壌分析講座も! 

1/8(土)13:30~15:30『春からはじめる 庭を自然菜園にするマニュアル講座』

1/22(土)13:30~15:30『自分の畑が、どんな土でどんな改良が必要かわかる講座(簡易土壌分析の見方と改良事例)』

1/30(日)13:30~15:30『劇的にが変わる!土壌の改良法(太陽発酵処理&天地返し)』

2/20(日)13:30~15:30一番小さな自然菜園のつくり方・お世話の仕方(プランター編①)』

2/27(日)13:30~15:30『これから始める夏野菜の苗作り講座(温床を使わない育苗法)』

3/ 5(土)10:00~12:00『失敗から学ぶ⁉ やってはいけない無農薬・家庭菜園の法則』

3/ 5(土)13:30~15:30『どんどんよくなる!自然菜園プランニング講座』

4/30(土)13:30~15:30『バケツ稲で一番小さなお米作り』など

順次テキストが出来上がり次第、順次、申し込み開始いたします。

 

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