無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

無料【一般簡易ブログ】自然菜園スクール『自然育苗タネ採りコース』4月10日(日) 講義:夏野菜の育苗①(セルトレーの種まき、鉢上げ)(※受講生限定ブログは受講=パスワードが必要です。)

2022-04-11 06:52:49 | 自然菜園スクール

 

オプションセミナー録画動画【ZOOM講座】『これから始める夏野菜の苗作り講座 (温床を使わない育苗法)』

こちらの動画は、自然育苗タネ採りコースでプレゼントした過去の「野菜だより」をベースに、温床を使わない夏野菜の苗作りに特化限定したセミナーです。考え方は同じですが、とても良い内容になっているので、お奨めです。(このコースでは、扱わない内容(温床を使わないやり方地中心)を多く含んでおり、自然育苗の基本を1本でまとめたダイジェスト講義です。

 

昨日は、自然菜園スクール「自然育苗タネ採りコース」第3回目開催でした。

4月10日(日) 講義:夏野菜の育苗①(セルトレーの種まき、鉢上げ)
実習:ナス科(トマト)&ウリ科(キュウリ)の種まきなど

講義:夏野菜の育苗①(セルトレーの種まき、鉢上げ)※5月11日23:59までご視聴いただけます。
https://us02web.zoom.us/rec/share/Z2YLRyD4Di_CWYMtrhTrynpfeGABsrylo5uoo1GWGQUeD8Wgx-FfTFkdLW8G6rN2.lnW396TzyTkWsRtH

今回の学びは、野菜と季節をマッチングさせること。桜や小麦などからどんな野菜をどんな方法で育苗できるのか

夏野菜には2つのタイプがあり、それぞれの夏野菜がどちらのタイプで、どのような場所が原産地かを知り、野菜の気持ちになって育苗できるコツや、実際にクリアーな工具箱を使った育苗のポイントや、タネを播く順番~植える順番など学びました。

詳しくは、『苗で決まる!自然菜園』(農文協)に情報が掲載されているので、このコース受講者はテキストとして使用しております。

 

後半は実習になります。

クリアー工具箱を使った育苗の大切なポイントを実際の保温方法などを紹介しました。

ミニマム温床での育苗・鉢上げの準備

鉢上げ時のナス(真黒茄子)

2種類の鉢上げ(基本、根上り育苗)を見ていただきました。

ミニマム温床に鉢上げしたナス

温床内の温度35℃に下がって、日陰に張ってきた16:00に、夜間寒くないように(保温できるように)内側と外側に不織布をダブルで使って収納したところです。

 

通常は、不在時寒い時は、不織布べたがけ↑

お世話ができないときは、不織布をべた掛けすることで、寒くならず、乾き過ぎず、保温、防風してくれて助かります。

 

実習4 ポットへの土詰め
実習5 バジルの播種
実習6 しょうがと里芋の芽出し
実習7 トマトときゅうりの播種
 
種まき後、覆土&鎮圧。水やりを行ったあと、新聞紙をかけてから、新聞紙に水やりをすると、ピタッと新聞紙が苗箱に沿った形になります。播種した日を含めて3日間、保温・保水することで、タネがしっかり吸水でき、土がゆっくり乾いてくれ、最適発芽ができます。

※発芽前日までに新聞紙をとらないと、徒長(モヤシ化)してしまいます。

 

トンネルをかける(しまう前)の土の最適水分量50%。

夕方、土の表面が乾いており、(早朝6:00に朝露がないくらい。)ガッチリ育ったナス。発芽中~。

 

まだまだ日中は温かくても、朝晩はハウス内が10℃以下になる、(今朝は6℃)ので、

トンネルの上から、保温シート(水稲用発泡ポリ)をかけて、日没前にトンネル内が寒くなる前に保温。

 

自然菜園は、野菜にとって自然なことを大切にしております。

このやり方が良いというのではなく、野菜に合っているのかは、野菜の生育が物語ってくれており、野菜が教えてくれます。

野菜が安心して自然に育つ環境に配慮することを大切にしているので、

標高550mの寒冷地信州長野で、5~25℃の中夏野菜が自然に育つには、いろいろ工夫(原産地を再現化)しております。

みなさまも野菜が喜ぶ工夫(環境づくり)、お世話をする参考にしてみてください。

 

次回は、いよいよ定植までの育苗後半。植えてから元気になる育苗のコツを学びます。

5月5日(木・祝) 講義:夏野菜の育苗②(鉢ずらし、順化、定植)
実習:トマト、キュウリの鉢上げ、トウモロコシ、オクラの種まきなど

 

オンラインセミナーも 自然菜園Lifestyleネットショップ https://shizensaien.stores.jp/

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