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本日、の予報。
今回は、温床→冬:ネギ&ホウレンソウ⇒冷床後、2年目に如何に育苗土に仕上げていくのかをご紹介します。
1年間(3~6月温床、9~翌3月ホウレンソウ&ネギ)乾かないように、冬の間は野菜の根と土の生き物(微生物&ミミズ)たちに耕してもらい、
天地返しを行った後、3~6月は冷床として使用し、その後乾燥しないようにしてきました。
掘ってみると、温床だった床土が30㎝位がすでにだいたい土になっており、30㎝よりも下は、以前発酵したワラと落葉の層になっていました。
そこで、その未熟な層とすでに土になった層を天地返ししながらよく混ぜて、中央に溝ができるように、底の方まで空気が入るようにします。
その中央溝に沿って、今度は根深ネギを北枕で倒し植えし、根には育苗土をかけてネギを植えました。
その後、ネギ根が張りやすいように、ワラ束を敷きつめました。
ネギの根は、有機酸を分泌し、有機物を分解する能力高く、しかも根に共生する微生物によって消毒効果もあり、しかもミミズが大量によってくる特性があるので、
ネギは、踏み込み温床の床土の育苗土化には最適な作物です。
ワラを敷いておくと、そのワラ下に、大量のミミズとネギの根をを誘致することができます。
ネギが起き上がってきたら、根が活着したサインなので、
床土の切り返しのようなイメージで、少しずつネギの土寄せをしていきます。
土寄せすることで、ネギの根っこには酸素がたっぷり入った土が寄せられ、根とミミズが同時に上がってくるので、床土はどんどん分解が進みます。
未熟な有機物を含むと育苗土としては、失格です。
また、養分がなくても、あり過ぎても失格です。
さらに言えば、病気や草の種があっても失格です。
そのため、このネギへの土寄せは、未熟な有機物を分解しながら、養分チェック、ネギによる病気予防のトリプル効果を期待して行うので、少しずつネギの生長に合わせて、土寄せするのがベターです。
つい前日は、セルトレーで育てたいたネギの鉢上げなども行い、セルトレーに残った土もネギの土寄せに加えました。
つまり、温床の土に、ネギを育てて余った育苗土を足すことで、春までに床土をさらに育苗土に仕上げていくのに土を足してあげたようなものです。
こうして、9~12月まで、温床⇒冷床を経た2年目の床土は、ネギを育てながら、徐々に育苗土に育っていきます。
とても地味なコツコツとした方法なので、一気に発酵させてつくる育苗土や2年間放置して腐葉土化する方法よりも手間はかかりますが、失敗が少なく、重労働がなくなるので、年をとってからでも一人でも継続できるやり方だと思います。
もちろん、この過程を経たらすべてが最高の育苗土になっているかは不明です。
少なくてもネギが良く育っていれば、養分も病気の心配も要りませんが、肝心の育苗土になっているかはこれだけではわかりません。
そこで、次回、自作の育苗土の簡単な仕上がりのチェック方法をご紹介できればと思っております。
先日、ご紹介した、つる新種苗さんとコラボ『自然菜園の緑肥mixレギュラー』も新発売されました。
取り扱い説明書付きなので、よく読んでから、通路50㎝なら中央(1条)に、80cmなら畝肩下に(2条)植えしてみてください。
今後、1年草のみの『自然菜園の緑肥mix市民農園』版も発売を近日予定しております。お楽しみに~。
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城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。
今年度は、いつもの第1水曜日に
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18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答
新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。お楽しみに~
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~春編~」
次回10/4(水)
・秋野菜の収穫のポイント?/ダイコン、カブ、サツマイモなどの収穫
・秋の土づくり/堆肥の造りと施し方、緑肥作物の導入法
・越冬野菜の定植・種まきのコツ/タマネギ、キャベツ、エンドウ、ムギなど
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農閑期に入りましたら、改めてお知らせし、売っていただけるカフェ、ネットサイト、お店など募集し、なおネットからも買えるようにシステムを構築するつもりです。
現在農繁期なので、何もできておらず申し訳ございません。
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