
本日、
の予報。

いよいよ、自然菜園スクールが、「自然育苗タネ採りコース」が無事開校しました。
自然育苗タネ採りコースは、自然に野菜が育つための、奥義のようなもので、
自活力のあるタネを育て、タネが本気を出せる育苗の基本から応用編まで学んでいきます。
まずは、学び舎で、1時間程度の座学で、毎回のテーマを白板で学びます。
今回は、改良橋本式踏み込み温床造りでした。
通常の踏み込み温床は技術も必要ですが、失敗が多いので、
踏み込み温床を誰でも失敗なく、しかも野菜が自然に育つ根性のある根が育つように、理論と実技で学びます。


去年の内に集めた、炭素資材(落葉、もみ殻、ワラ)窒素資材(米ぬか、鶏の床土)などを炭素と窒素の割合が8:2になるように、水をかけずに積み上げていきます。


水をかけていない炭素と窒素資材を混ぜてから、水を適量かけるのがコツです。
ぐっと手で押してぽたぽた落ちる程度60~70%にしてから

富士さんのように山に積み上げて、薄い養生用のブルーシートをかけて、予備発酵させます。
通常の踏み込み温床は、いきなり踏み込んで、材料を重ねていくのですが、水分、炭素窒素比、酸素などがバランス悪くなりやすく、発酵が長続きせずムラガ出やすいものです。
そこで橋本式では、完熟堆肥を造る技術を駆使し、踏み込む前に2~3日前に富士さん型に積み込み、発酵が始まってから踏み込みます。


踏み込む前の予備発酵の間に、踏み込み温床の底に、保温・保湿ができるようにワラを敷き詰めます。

予備発酵中に、ネズミの温床にならないように、クン炭や木酢液などで、予防を重ねます。
ネズミの温床になると、耕さない不耕起栽培は不可能になります。
何重にも工夫をして、ネズミの対策が必要です。
4/6(水)よろ2016年内容充実で、『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートします。
、城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

自然菜園スクール2016(旧Azumino自給農スクール)
コースは、安曇野インターから車で30分の長野県安曇野市三郷にある自然菜園各コース(安曇野校)と、
更埴インターから30分の長野県長野市信更町にある自然菜園見学コース、自然育苗タネ採りコース、自然稲作の勉強会で会場が異なります。
Ⅰ.~育苗を学びたい~
■自然育苗タネ採りコース(長野校) ※残り若干名
自家採種した種子で育てる自然苗を学びたい方にお奨め
Ⅱ.~3つから選べる自然菜園コース~
新設コース
■自然菜園/入門コース(安曇野校) ※不耕起区残り若干名
半日のワークで、タネまき~収穫まで、20種類の野菜を一通り1年を通じて基本から学べます。
子育て中やお仕事でお忙しい方でも学ぶことができます。
■自然菜園・実践コース(安曇野校)
1日のワークで、少量多品目の無農薬野菜の自給の基礎から応用まで学びたい方。
30種類以上の野菜や雑穀などを体験学習し、総合的に自給農園のつくり方を学びます。
不耕起と耕起の菜園区画を選べます。
■自然菜園見学コース(長野校)
実際の自然菜園の田畑を見学し、講座と質疑応答で見聞を深めたい方。
自分の田畑があり、忙しい方や見学希望者にお奨め。
Ⅲ.~無農薬のお米作りを学びたい~
■自然稲作の勉強会(長野校)
お米を無農薬で自給したい方、実際に育てている方にお奨め
各種菜園教室の募集は始まっております。1次募集〆切が2月末です。
各コース共、定員があり、先着順になっておりますので、お早めにお申し込みください。
お申し込みお問い合わせはホームページからお願いいたします。


いよいよ、自然菜園スクールが、「自然育苗タネ採りコース」が無事開校しました。
自然育苗タネ採りコースは、自然に野菜が育つための、奥義のようなもので、
自活力のあるタネを育て、タネが本気を出せる育苗の基本から応用編まで学んでいきます。
まずは、学び舎で、1時間程度の座学で、毎回のテーマを白板で学びます。
今回は、改良橋本式踏み込み温床造りでした。
通常の踏み込み温床は技術も必要ですが、失敗が多いので、
踏み込み温床を誰でも失敗なく、しかも野菜が自然に育つ根性のある根が育つように、理論と実技で学びます。


去年の内に集めた、炭素資材(落葉、もみ殻、ワラ)窒素資材(米ぬか、鶏の床土)などを炭素と窒素の割合が8:2になるように、水をかけずに積み上げていきます。


水をかけていない炭素と窒素資材を混ぜてから、水を適量かけるのがコツです。
ぐっと手で押してぽたぽた落ちる程度60~70%にしてから

富士さんのように山に積み上げて、薄い養生用のブルーシートをかけて、予備発酵させます。
通常の踏み込み温床は、いきなり踏み込んで、材料を重ねていくのですが、水分、炭素窒素比、酸素などがバランス悪くなりやすく、発酵が長続きせずムラガ出やすいものです。
そこで橋本式では、完熟堆肥を造る技術を駆使し、踏み込む前に2~3日前に富士さん型に積み込み、発酵が始まってから踏み込みます。


踏み込む前の予備発酵の間に、踏み込み温床の底に、保温・保湿ができるようにワラを敷き詰めます。

予備発酵中に、ネズミの温床にならないように、クン炭や木酢液などで、予防を重ねます。
ネズミの温床になると、耕さない不耕起栽培は不可能になります。
何重にも工夫をして、ネズミの対策が必要です。
4/6(水)よろ2016年内容充実で、『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートします。
、城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

自然菜園スクール2016(旧Azumino自給農スクール)
コースは、安曇野インターから車で30分の長野県安曇野市三郷にある自然菜園各コース(安曇野校)と、
更埴インターから30分の長野県長野市信更町にある自然菜園見学コース、自然育苗タネ採りコース、自然稲作の勉強会で会場が異なります。
Ⅰ.~育苗を学びたい~
■自然育苗タネ採りコース(長野校) ※残り若干名
自家採種した種子で育てる自然苗を学びたい方にお奨め
Ⅱ.~3つから選べる自然菜園コース~
新設コース
■自然菜園/入門コース(安曇野校) ※不耕起区残り若干名
半日のワークで、タネまき~収穫まで、20種類の野菜を一通り1年を通じて基本から学べます。
子育て中やお仕事でお忙しい方でも学ぶことができます。
■自然菜園・実践コース(安曇野校)
1日のワークで、少量多品目の無農薬野菜の自給の基礎から応用まで学びたい方。
30種類以上の野菜や雑穀などを体験学習し、総合的に自給農園のつくり方を学びます。
不耕起と耕起の菜園区画を選べます。
■自然菜園見学コース(長野校)
実際の自然菜園の田畑を見学し、講座と質疑応答で見聞を深めたい方。
自分の田畑があり、忙しい方や見学希望者にお奨め。
Ⅲ.~無農薬のお米作りを学びたい~
■自然稲作の勉強会(長野校)
お米を無農薬で自給したい方、実際に育てている方にお奨め
各種菜園教室の募集は始まっております。1次募集〆切が2月末です。
各コース共、定員があり、先着順になっておりますので、お早めにお申し込みください。
お申し込みお問い合わせはホームページからお願いいたします。
そこで使っていたポットですが、ソラマメとエンドウは取り外しできる小さめのビニールポットで、キャベツとレタスはさらに小さいセルトレイでした。
単純に「種の大きさによるのかな?」と思いましたが、他にも定植までの行程や何か目的で使い分けがあるとしたら、ポットを選ぶヒントをお教えくださいますでしょうか。
そうですね。
育苗日数によって、ポットの土の量が違います。
キャベツ・レタスはセルトレイのまま植える場合もありますが、鉢上げといってその後大きなポットに植え直してから、定植予定です。
ポットの大きさによって土の入る量が違うということは、根の張る範囲、養分量も違ってきます。
無農薬栽培の場合は、小さなポットよりも大きめのポットで、しっかり根を育てた方が無難ですね。
育てるには、できたら大きいポットがより良いということですね。
たくさん種まきする場合に、管理のしやすさから小さなセルトレイでスタートするという理解で良いでしょうか。
そうですね。
そういう側面もありますが、
野菜によっては、鉢上げ(小さなポットから大きなポット移植)した方が、根が増えるので、セルトレイを使っております。
お教え下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。
そうですね。
炭素素材は、腐りにくく、燃やすと炭になる素材のことです。
なかでも、発酵しやすく固有の菌や微生物をすでに持っている落葉や稲ワラは、是非使いたい炭素資材で、
落葉などくっついて窒息しやすい炭素資材には、もみ殻は酸素不足を解消する優秀な炭素資材だといえます。
窒素素材は、養分を含み腐りやすく資材です。
なかでも、発酵しやすい良い微生物を増やしてくれる米ぬかは、外せないメイン窒素素材です。
健康な鶏のフンは、高炭素資材でも良く発酵させてくれるので、手に入れば、入れたいものです。
窒素資材の中で、気をつけなければいけないのが、腐敗=腐り始めたものです。
腐敗菌で発酵させますと、その後病虫害が多く呼びやすかったり、
ハエやアブ、ネズミ、タヌキなどの雑食性のものを誘発しやすいので注意がいります。
踏み込み温床で発熱した後の素材と土を混ぜて半年ほど置きました。そしてそれをタマネギの苗床に使いました。苗はよく育ちました。ですので、踏み込み温床として使わなくても、発熱させて、土を混ぜ、その後培養土にならないものかと思ったのです。培養土を作るための踏み込み温床です。踏み込み温床の小さなものを何度も作っていくのはどうなのだろうかと思い質問しました。毎日出る野菜クズなどを干して温床の資材として使えないものかと思ったのです。
そうですね。培養土作りが一番難しいところです。
質が悪い培養土は、病虫害の原因になるので、腐敗物の投入は厳禁です。
野菜くずを干すのはいいアイディアです。
腐敗せずに保存でき、保存後発酵させてしまえばいいからです。
堆肥造りをマスターすると、育苗土はかなり簡単になります。
堆肥の師匠橋本力男さんの本をお奨めします。前回の「やさい畑」にも載っております。
個人的には持って簡単に、育苗土を造る方法があります。
ミミズコンポストを造り、そのフン土はそのまま育苗土になるので、
私は市販のコンパスターに、シマミミズ(コンポストミミズ)を飼って毎日の生ごみをエサに、土も入れて重ねて、いっぱいになったら、
上半分をミミズごと移動させ、残った古い方の下半分を半年~1年熟成(乾燥しないようにブルーシートをかけておくだけ)させて、畑のミミズが来るようになったらその土を培養土、プランターの土にそのままつかっております。
時間はかかりますが簡単ですよ。
竹内さんの教えて下さったことを、どれも試してみようと思います。
ありがとうございます。
お役に立てて良かったです。
私が師匠などから授かった知恵ですから、どんどん分かち合い、それぞれに工夫して増えていく。
タネまきのように伝わればと思います。
いろいろ試してみてください。