無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

穂高養生園での今年最後の自然菜園ワークショップ(堆肥造り&餅つき)

2012-11-13 10:56:56 | 日々の自然菜園
本日、


ここのところ、毎日のように霜が降り、冬の足跡が迫ってきております。


今年一年間行った穂高養生園でのワークショップ『土から学ぶ~永続可能な自然菜園講座・春夏秋冬~種まきから種とりまで』(全4回)もいよいよ最終回になりました。

春にみんなで作った「踏み込み温床」の再発酵を行うために、元踏み込み温床を掘り出しました。


こちらは、1年間貯めた生ごみと中熟の落ち葉堆肥を混ぜ、


最後に、踏み込み温床と全部一緒に混ぜて積んでいきます。


そして最後にブルーシートを被せます。

踏み込み温床も空気や水が遮断されていたので、発酵が途中で止まっています。
そこに、生ゴミや中熟の落ち葉堆肥を加え、再発酵させることで、完熟堆肥化することができます。

60℃以上に発酵させ、熟成させてから使うことが、無農薬栽培の基本です。


このワークショップのもう一つの楽しみは、養生園の食事です。

今回も養生園で育った野菜を中心に、玄米菜食の美味しいご飯が待っていました!




午後のワークショップでは、畑の野菜を使ったベジピザ作りをしました。

土で作ったオーブンで焼くピザは、最高でした!



2泊3日のワークショップ最終日は、みんなで野沢菜漬け。

初日に収穫した野沢菜をみんなで洗い、お土産に漬けて帰ります。




野沢菜漬をしている傍ら、みんなで餅つき。

下の写真は、玄米モチを搗いている様子です。


搗きたてのお餅は、エゴマ、きな粉、ダイコン下ろし、ゴマ和えでいただき、食後に玄米モチ善哉をデザートにいただきました。

1年間、初の穂高養生園でのワークショップでしたが、参加者、スタッフが一丸になって事故もなく、美味しくできました。

来年は、田んぼも加わり、自給アップの持続可能な自然菜園のワークショップを予定しております。
お楽しみ~



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『これならできる!自然菜園』


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6 コメント

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こんばんは (信田 仁史)
2012-11-13 17:57:31
 こんばんわ。

 岐阜の信田です。

 先日は有難うございました。

 大変勉強になりました。

 ワークショップから帰ってきて、勉強した事を父と母に話したら「こんな事もあるんだ」と驚いてました。

 この3日間は本当に有意義な時間となりました。

 少しだけ体調が崩れてしまったのが残念で仕方ないですが、自分なりに楽しめたと思ってます。

 今日から自分のうちでの作業も再開しました。

 今回勉強した事を参考にして、コレまで以上にいいものを作れるように頑張って行きたいと思ってます。

 また、よろしくお願いします。
返信する
コメントありがとうございます。 (たけうち あつのり)
2012-11-13 18:32:17
信田 仁史さんへ

体調どうですか。
野良仕事は、一年一回の毎年一年生です。
自然が教えてくれることを聴くことが一番です。
これからもよろしくお願いいたします。
返信する
お疲れ様でした (hikari)
2012-11-15 12:19:59
竹内さん、一年間ありがとうございました。お疲れ様でした。とても楽しくて、いろんな意味でおいしい講座でした。
私も基本的には食いしん坊でおいしいものには目がないので、おいしいものをこれからも食べていきたいです。またお会いできる日を楽しみにしております。ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
返信する
コメントありがとうございます。 (たけうち あつのり)
2012-11-15 18:19:43
hikariさんへ

こちらこそありがとうございました。
養生園では、育てて食べる持続可能な自然菜園がテーマでしたので、私自身も改めて命をいただくことについて学び直しました。
これからもよろしくお願いいたします。
返信する
おなかいっぱいです! (Pooooh)
2012-11-22 10:47:25
畑のそのままいただくお野菜、、それを活かした養生園のお食事、講座中のリンゴジュース、お土産の野沢菜&イネコキナ、しらけ餅、ベジピザ…
講義の中の挙げきれない美味しい話題…
とても幸せな時間を過ごせました。

直ぐにも活かしたいアドバイスもありがとうございます!

お聞きしたことを少し補完したいのですが、硬いわが家の土地を耕す初めに、ライ麦をまず撒いて、穂が出たら豆科とえん麦の種を混ぜて撒く改良手法についてです。

対象地が兵庫阪神地区と温暖なのもあり、最初のライ麦があまり早生のものだと、後作の撒き時(5月~6月)に合わないのではと思うのですが…
ライ麦の種類をみると、早生極早生ばかりで、寒冷地向けのアドバイスが多いと思いまして、オススメの種類もしくは手法をアドバイス頂ければ幸いです。
返信する
ご質問ありがとうございます。 (たけうち あつのり)
2012-11-23 08:25:22
Poooohさんへ

養生園のワークショップご参加ありがとうございました。
美味しい食べ物を一緒に食べれるのって幸せですよね。
楽しんでいただけて良かったです。

ライムギは、暖地でも早生の方がいいですよ。
早生ということは、さっさと根を張り、生長が早いので土壌改良をスムーズに進め、後作に間に合うように考えられてのことと思います。

通常の、大きなトラクターですき込む場合であっても、
9~11月に蒔いたライムギを3~5月にすき込み、1カ月後に後作の野菜の植え付けを行うからです。

ライムギは2m以上と大きくなるため、大型トラクターでなければ、一度ハンマーモアをかけて裁断してからすき込むのが一般的です。

もしさほど大きくない乗用トラクターであれば、4~5月位でしょうか、背丈くらいになったら、ライムギを草払い機で数回か刈って(刈られても復活するから)、後作の1カ月前にすき込んでおきます。

5~6月に、エンバクやクロタラリアといったものに加えて、背が高くなるイネ科のソルゴーも混ぜて播種するとさらに効果的ですよ。
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