無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

秋ジャガの増収法

2016-10-03 02:38:16 | 自然菜園スクール
本日、




昨日は、友人の田んぼで友人と一緒に最後の田んぼの稲刈りを行いました。
標高850mの小さな田んぼ1アール(1畝=100㎡)ですが、かなり豊作で嬉しいですね。

途中上の田んぼの方が、軽トラを田んぼに入れてはまってしまい、友人とヘルプに行きました
今年の田んぼは台風の長雨もありぬるぬる軽トラでも入れない方が無難です。

もし、軽トラを田んぼではまってしまった場合、
①無理にアクセルを踏んで、よりはまらないこと。
②大人4人位で押しながら、ゆっくりアクセルを踏んで出ること。
③もちろん4輪駆動にして


我が家では、秋ジャガを寒冷地にもかかわらず栽培中です。


秋ジャガは、真夏を避けて、晩夏に畑に定植するのですが、どうしても栽培期間が春の半分なので、種イモの価格は2~4倍にもかかわらず種イモが収量が半分。


そこで通常は、芽出しを行ってから植えるのが裏技なのですが、


うちでは、苗にまでして植えております。
例年では、秋ジャガそのまま植えると1株2~4個なのですが、苗にして植えると10個位収穫できるようになりました。




今年は、九条ネギとコンパニオンプランツでさらに工夫して実験中です。







ジャガイモを植えるために穴を掘ると、春のジャガイモ跡地ということもあり、ミミズがいたり、
土は団粒構造が発達しています。


掘り上げた土の上部(団粒構造が発達しているのもネギとミミズのお蔭ですね)


掘り上げた土の下部(元々田んぼなので、元の粘土が強い土のままですね)


現在は、ネギの株間ですくすく育っております。


秋も深まり涼しくなってきたので、どんどんネギを食べて太陽が当たるようにしてあげています。

まだまだ改良の余地はありますが、秋ジャガが失敗せず、たくさん、美味しく育てる方法を研究中です。



2016年内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

次回は、10/5(水)18:30長野市城山公民館です。




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5 コメント

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Unknown (えみこ)
2016-10-05 22:16:48
質問です。ある人からラクトバチルス菌を使うと土が元気になって、根っこがよく張るし芋の収量が増えるよとききましたが、そちらでは使用していますか?えひめA1もよく耳にしますが、どうなんでしょうか?教えてください。よろしくお願いいたします。
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ご質問ありがとうございます。 (竹内 孝功)
2016-10-06 00:15:56
えみこさんへ

そうですね。難しい質問ですね。

というのは、私はEM(有用微生物群)の自然農法は研究したことがありますが、
ラクトバチルス、えひめA1も使ったことがないため、具体的な効果についてわかりません。

ただ言えることとしては、いずれも乳酸菌などを使用した微生物資材であり、高価な乳酸菌を使用したヨーグルトを一回食べただけで、万病が治るというものではないように、

より効果が出るには、適切に使用しながら、ある程度の期間使用してはじめて効果が上がると思います。

微生物の世界は奥が深く、わからないことも多いのですが、条件がそろえば、とても顕著に効果が出る世界でもあります。

私は、化学肥料農薬を多用した畑や病気がちな畑、収穫量を増やしたい場合には、微生物資材は特に有効だと思います。

必ずしも使用しなくても土着菌などを活性化することで十分な成果をあげることは可能だと思いますよ。
返信する
お久しぶりです (TETSU)
2016-10-09 19:28:56
竹さん、お久しぶりです。 2010年度生、愛知県のM田です。
棚田の風景、いいですね。
1畝の田んぼ。私も同じ広さで毎年修行させてもらっています。たかが1畝といえども本当に大変な作業と毎年感じさせられます。
超晩成のハッピーヒルです。様子を見ながらもうちょっと稲刈りは先に予定しています。
今年は何か昨年に比べ減収かなという予感もしています。
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コメントありがとうございます。 (竹内 孝功)
2016-10-09 19:47:49
TETSUさんへ

お久しぶりです。
そうですか。減収ですか、残念ですね。

今年は台風の長雨で日照不足と開花期の受粉不良が原因ではないでしょうか?

うちのハッピーヒルは、安曇野で早生のものを選抜し直すのに3年要し、安曇野でギリギリ収穫が間に合うタイプになったので、最終的に安定収量を確保しておりました。

現在は、地域で異品種を栽培できないこともあり、バケツ稲という最も小さな田んぼでその可能性を発揮しており、去年はバケツ稲選手権プロ部門で全国3位をいただきました。

ハッピーヒルの特性を最大限に活かすには、最晩生でも活躍できる田んぼにすることと、育苗でその地方に合わせる必要があります。

栽培上で、何かご相談のれるかと思います。このコメント欄に気になる点があればお気軽にご相談ください。
返信する
コメントありがとうございます。2 (竹内 孝功)
2016-10-09 19:50:07
TETSUさんへ

つづき、

1畝の田んぼ奥が深いです。
せっかく育てるなら、収量も味もあげたいですもんね。
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