本日、のち。
最高のタイミングで、小雨が降ってくれた。ありがたい。
いよいよ、来週から自然菜園スクール2020が始まる。
まずは3/11(水)は、 自然菜園平日のらのらコースから始まります。
このコースは、他のコースではなかなか扱えない、日々の自然菜園、自然稲作、自然果樹の日常メンテナンスを一緒に行います。
コロナ騒動などで人との接触は避けろとのことで、都会も田舎も人混みが少なくなって、在宅勤務など仕事の向き合い方や、子供との向き合い方が変わるチャンスかもしれない。
我が家でも息子が学校に行けず、目の前でロボット遊びしている。確かに子供が家にいない方が仕事ははかどるのだが、この機会に、仕事と子供との向き合い方を発展させたいと思う。
個人的には、もっと自然と触れ合うチャンスだと思う。
野菜や植物と触れ合う時間「オアシスタイム」を増やしてみてはいかがか?と思う。
今年は、暖冬で、雪もなく思いがけず、大苗に育ってしまったソラマメの苗。
大苗であればあるほど良いとは限らず、
本来なら、寒さに強い本葉3~5枚程度で植えたいで植えたいので、それを逆算して去年の内に、ハウスで育てていたソラマメ。
現在、4~5本に分けつをはじめ、それぞれ3~6枚の本葉が生えている
今実験中のポットくらつきをしてあったから、根は茶色にならずに済んだものの、
根がしっかり回ってしまっている。このままでは、定植後の活着が悪い。
この1ヵ月間、この大苗を老化させないように管理し、一昨日まで毎日氷点下だったので、植えると霜で枯れてしまう可能性も高く、
週間天気予報とにらめっこで、
昨日が最適な定植日和(温かく、風が穏やかで、翌日曇りで霜が降りない予報、その後も雨が続く温かい週)を迎えたので、
いくつか実験しながら55株のソラマメを定植してみました。
この23年間実験の日々。
「対象実験法」というもので、1つだけ条件を変えて、比較して実際に野菜が実験の結果どうなったか自然観察を続ける。
もちろん、年によって雨が多い、干ばつ、異常気象だらけなので、最低3年間位比較することで、野菜がどのように応えてくれるかで、その実験がどのような場合本領を発揮するのかはっきりする。
自然菜園スクールで発表するのは、その実験の結果が出る3年以上経ってから。
そして、自然菜園スクールの生徒さんと3年位全国で実施してみて、失敗したり、改良を加えてから、雑誌などで発表。その1~2年後に書籍化。
そういう意味では、書籍化されたものは、再現性が高く、週末菜園など、どんな場所でもどんな人でも再現できる平均的な形になってしまう。
そのため、教科書(模範的)的になってしまうので、その場に最もよい方法かどうかはわからない。
例えば、今回のように大苗で、まだ梅が咲き始めた状況では、工夫が必要。
自然菜園スクールなど対面教室では、そのような状況(セオリー以外)の場合、基本を抑えながら、どのように工夫したらいいのかという点もお伝えできるので、
つまり、現場や参加者に合わせて教えることができるのが強みだと思う。
今回は、今開発中の即クラ(即席クラツキ)を施したあと、
いつも通りの老化苗への対応として、根をちぎってから植えるものと、
ハサミで、親ツルを摘芯して、根切りを行ったソラマメの植え方の2種類を行ってみた。
30mあまりの耕した採種圃場に、1列に55株を植えた。
去年ナス科の野菜を育てた採種圃場跡地に、余ったタマネギを植えたところに、ソラマメを植える。
ソラマメは、肥沃な土地が好みで、ナス科がよく育った跡地は最適。
タマネギとソラマメはコンパニオンプランツ。ソラマメには前もって支柱を建てておくなど、色々ポイントはある。
ついでに、玉ねぎの踏み付けも行う。
自然菜園スクールであれば、質問を取りながら植え方を教えるところがいっぱい。
ソラマメの定植後、麦踏みも行う。
良く晴れた乾いた昼間ではないと麦踏みはできない。
今まで田んぼだったので、この3年間ムギが湿害で発芽不良で枯れる場所でした。
2年間かけてセスバニア、クロタラリア、ソルゴーなど緑肥作物たちで土壌改良を重ねた結果、今年は小麦が良好です。
久々の畑での野良仕事だったので、今日いろいろなところが筋肉痛~。
普段あまり使わない筋肉や姿勢をしたからだろう、身体はなまっている(笑)
去年は、冬の間鹿の通り道で、その度に小麦を食まれ、収量は、2アールで、たったの2㎏。種子分しか育たなかった。
その貴重な種子も使って、4種類の小麦を播いたので、友人の協力も借りて、しっかり鹿対策(ピンクのテープ)をしてコムギ栽培をしたので、
今年は、1回も食べられずに済みました。(実際、この元田んぼの500m先には鹿がよくきております)
この長野市(自然菜園スクール長野校)に引っ越して、6年目の春。
菜園は引っ越す前年からはじめたので、この7年目の自然菜園では、去年から野菜などがすごく採れすぎてきたので、販売も一部はじめた。
6年間の目標はほぼ達したので、今年からは今までできなかった細部の自然菜園化と自然菜園育った固定種の種子生産を本格稼働させる。
4月から週3~4回の通いの本気研修生も受け入れようと思っております。
自給自足、自家採種を本気で習得したい方と一緒に学びあいができたらと思っております。
自家採種や育苗に興味のある方は、
自然菜園スクール「自然育苗タネ採り集中コース」も、受講しやすく回数を減らして集中的に行えるようになりました。
3/15(日)から開始です。
町田校以外は、コロナ騒動などで、まだまだ空きがございます。お仕事の4月の移動の方に対応して、4月からの年間受講、単発受講も大歓迎なので、
自然菜園スクールサイトからお申し込み、ご相談ください。
★2020年度からの新講座の案内【長野市】★
◆◇◆2020年『自然菜園 根本講座』開始◆◇◆
無農薬・無化学肥料で野菜がすくすく自然に育つ環境づくり講座。
城山公民館講座の続編で、「自然菜園入門講座ではお伝えしきれなかった、無農薬・無化学肥料栽培で、野菜が自然に育つ環境づくり」をテーマに、
毎月各野菜のどのように育てるのか、野良仕事のポイント、自然菜園ならではの無農薬・無化学肥料栽培の基本講座を行います。
場所
長野県教育文化厚生協会(4F第1会議室)
※お空いていない場合は、第2会議室などに変更する場合がございます。
〒380-0838 長野市県町593 TEL 026-237-8115
Googleマップ
4/16(木)
「畝を極める」畝の立て方、野菜の根の張り方
「カボチャの育て方」ネギくらつき、草マルチ
5/14(木)
「通路を極める」緑肥mixとは? 緑肥mixの育て方
「ダイコンの育て方」間引き方、収穫適期
6/4(木)
「支柱を極める」支柱と誘引 収穫量と野菜の質アップ法
「ナスの育て方」誘引と摘果、収穫、草マルチ、補い
7/2(木)
「草マルチを極める」草マルチとは、補いとは
「キュウリの育て方」脇芽かき、草マルチ、補い、後作への影響
8/6(木)
「育て方を調整する」 摘芯、脇芽かきで変わる野菜の収量
「トマトの育て方」ミニトマトと大玉トマトの育て方、一葉残し
9/3(木)
「水を極める」 リーチング、ストチュウ水、植物ホルモン
「ハクサイの育て方」定植、葉面散布、草マルチ、不織布
1)基本、第一木曜日ですが、4月5月は、異なります。
17:30~(開場)準備
前半:17:50~18:50(講座50分+質疑応答10分)
後半:18:50~19:50(講座50分+質疑応答10分)
20:00~20:30(Q&A30分)
参加費:通し2,000円(後半のみの場合1,500円)
2)駐車場
①会場には、1階部分に、10台程度のお車を無料で停めることができます。
1階に駐車する場合は、2階の事務所に車のカギを預けに行ってください。
②会場のお向かいの長野合同庁舎第一駐車場も駐車することができますが、20:00に施錠されるので、20時前に車を1階部分にご移動ください。
3)この会場は、Wi-Fi設備があり、動画配信サービスを検討しております。
4月にテスト配信を行い、5月から有料にて、質問には参加できないかもしれませんが、ご自宅のPCやスマホからネット動画で受講できるサービスを目指しております。コロナウイルス騒動などで集合できない場合や、お仕事や遠方などで参加できない方もご参加いただけ、無農薬・無化学肥料栽培をサポートできるサービスを目指しております。
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自然菜園スクール2020
◆3月の長野校開催内容
3/11(水)【のら】 踏み込み温床準備(育苗土の掘り出し) クン炭焼き
3/14(土)【自給】ガイダンス、果樹(支柱建て、桃の定植&水脈整備)など
3/15(日)【自給・種苗】AM:ミニ菜園見学会&クン炭焼き
PM:自然育苗講座①、(踏み込み温床予備発酵)
3/22(水)【種苗】自然育苗講座②「春の育苗」実習:春野菜苗(キャベツ、ソラマメなど種まき)踏み込み温床②(踏み込み)
3/25(水)【のら】 果樹の移植準備(定植)、キウイ棚仕上げ
自然菜園スクール2020募集はじまりました!!
※単発体験参加で4月からの途中参加でも受講しやすいように、毎回完結の講座です。
NEW【長野校】自然菜園のらのらコース誕生しました!!
教えないで、一緒に野良仕事を通じて伝える平日限定のセミナーです。
【長野校】
◆自然菜園見学コース
◆自然稲作ベーシックコース
◆自然育苗タネ採り集中コース
◆自然菜園平日のらのらコース
◆自然菜園 自給自足コース
【安曇野校】
◆自然菜園ベーシックコース
◆自然菜園マスターコース
関東エリア
◆自然稲作おおつき棚田コース【大月校】(半日)
◆自然菜園入門コース【町田校】(1日)
※町田校は、現在年間受講生はキャンセル待ちです。午前の座学のみの単発体験参加は受講可能です。
新年度もよろしくお願いいたします。
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【ニュース】
最近注目の無料動画ユーチューブ『自然菜園LifeStyle』に、最新刊の表紙にもなったナスのコンパニオンが紹介されています。
竹内さんが語る「3分でわかる自然菜園」
【無料動画YouTube】新春 自然菜園セミナーのお知らせ
自然菜園Lifestyleにご登録いただきますと、無料で最新のYouTubeの動画が見えるようになります。
【無料】3分でわかる
初DVD『竹内孝功さんの動画でわかる自然菜園』ダイジェスト版
↑をクリックして観てください。
現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座』オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。
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前回はご指導いただきありがとうございました。
今回もまたお聞きしたいことがあるのですが、蒔いた緑肥が大きさにかなりムラがあり、大きなものは180㎝、小さなものは30㎝程しかなくとても細く、満月の時期以外は色も悪いです。
大きくなれた部分は畝があった端の部分で、重機であまり踏まれなかった所だと思います。
小さく枯れそうに見える部分は、ガチガチに固まっていた上部10~15㎝程耕して種を蒔いたところです。
本題ですが、育っている所はいいとして育ちが悪い緑肥のお手入れはどのようにしたらよいでしょうか?
また大きさに関係なく、先月頃から全体の緑肥に穂が出始めました。
このブログのどこかで竹内さんが、穂が出ると成長を止め、土の養分を吸ってしまい、また緑肥も硬くなってしまうと書かれていたと思うのですが、これはそろそろ刈り込んだ方がよいのでしょうか?
長くなりましたがよろしくお願いします。
そうでしたか。
ご質問にお答えする前に、以下のことを教えてください。
1)緑肥作物は、いつ、何(種類)を蒔きましたか?
2)何の目的で緑肥を育てていますか?
3)通路の緑肥mix以外であれば、緑肥作物の後作に何を育てるつもりでしょうか?
4)緑肥作物の現状の写真がネット上にあれば、サイトアドレスをコピペして、コメントください。
お手数ですが、以上がわからないと何とも言えません。ご返信よろしくお願いいたします。
2)緑肥を撒いた目的は、土が固まって雑草もまばらで種類も数も少ないので、土の再生になります。
3)小さい畑ですが私には広く、お手入れや管理ができそうにないので、今の時点では栽培は考えていません。
4)1月上旬の写真しかありませんでした。
https://dotup.org/uploda/dotup.org2084897.jpg
写真のアドレスです。これで大丈夫でしょうか?
必要なら明日になりますが写真を撮ってきます。
現在は一番奥中央のやや背が高い部分が180㎝、左側が1m前後、中が60~80㎝、右側が30㎝です。
中と左は撒いたはずのクローバーよりも、雑草のカラスノエンドウが混ざって生えてます。
写真&ご返信ありがとうございます。
これでスッキリしたので、解説アドバイスできます、以下を参照ください。
1)イネ科の生育ムラは、そのまま地力の偏りを表しています。そのため、本来であれば、生育初期エン麦では、15㎝位の時、ライ麦では、30㎝以下の時に、生育が悪いところに、米ぬかや油粕などを薄っすら補い生育を促進させ、平均的に育つようにするとよかったかと思います。
緑肥作物の特徴として、よく育ったところは緑肥効果(自然耕、緑肥生産、微生物の活性)が高く、生育が悪かったところは、効果がほどんどでないものです。
2)そこで、現時点では栽培を考えていないようなので、もう一年生育ムラなくし、平均値を高めていくことがお奨めです。
①穂が出てタネになってしまうと、緑肥としては価値が半減するので、180㎝の生育をしているエリアは5~10㎝に裁断して生育が悪いところに半分以上移動させ(残り半分はそのままその場に)、
生育が悪いところも、5~10㎝位に裁断して、特に生育が悪いところは多めに米ぬかと油粕、クン炭を2ℓ/㎡補い、そうでないところはまあまあ、米ぬかと油粕、クン炭を1ℓ/㎡補い
両エリア平均的な地力になるように、バランスをとってから、一気に鋤き込んでみてください。
②①を行って、緑肥作物を堆肥として土に還して、1~2度耕し、1か月後よく分解したところに、4から5月上旬エン麦5~8g/㎡を、クリムソンクローバー2~3g/㎡(もしくは緑肥mix市民農園用)を播種して鋤き込んみます。
③エン麦とクリムソンクローバーが花をつけ、両方タネをつけたら、裁断し、8~9月に、(刈り敷くか、)鋤き込みます。
⑤後は、毎年両方がタネになったら、鋤き込む(か、刈り敷く)ことで、毎年生えてきて土を良くしてくれます。
剥げてしまった(生えてこないところには)、春先か、秋口のねこじゃらしさんの地域に合ったクリムソンクロバーの播種時期に、種を蒔き足します。
蒔き足すタネは、エン麦、とクリムソンクローバーを混ぜたものや、緑肥mix市民農園用を使用してみてください。
https://tane.jp/haruyasai/bokusou/hinshu/ryokuhimixshiminnouenyou.html
⑥エン麦が倒れるようになったり、60㎝を超えて色が濃くなってきたら、肥沃になった証拠なので、いつでも畑にすることができます。(畑だったところと交換してもよいでしょう)
その場合、鋤き込んでから1ヵ月後に、こぼれだねを再発芽させてから、もう1~2度鋤き込み、1ヵ月しっかり分解されて土になってから、作付けを行います。1~2年間はエン麦などが自生してくるので、野菜の株下に生えてくる雑草エン麦などを刈って敷き草マルチなどにお役立ていただくと、野菜がとてもよく育ちます。
一度全体的に刈り込んですき込み、何度か耕して土にしてから新たに種を蒔くのですね。
小さいところに米ぬかや油粕を蒔けばよかったのですね、左と奥以外なんか元気がないなと特に何もしなったです。
切ったものを土と混ぜ込んで耕した方が土も育ちもいいだろうと、これはわかるのですが、
もう今の状態から上部を刈って緑肥の根本を残し、刈り取った部分を米ぬか油粕とともに全面に撒くようなことしても育たないでしょうか?
また、貼り付けた写真のさらに左側にライ麦+クリムソンクローバー、写真上部の通路よりも奥の畝の一つにグラス(ワセフドウ)+蓮華、クリムソンクローバーを撒いていて、ライ麦はムラなくビッシリ生えアマガエルのような緑色で60㎝程、グラス+クリムソンクローバーの部分は10㎝くらいのままです。
ライ麦は12月中頃、グラスは1月中頃に撒いてます。
ライ麦はふわふわ柔らかくて健康そうです、クローバーもちゃんと生えてます。
グラスは色ツヤもあって大丈夫と思いますが、つまようじのような太さで2月から10㎝のままで、こういうものなのか生育不良なのかよくわからない状態です。
こちらのふたつの緑肥は米ぬかや油粕をうすく撒き、大きくなったり穂をつけたら刈り込むような感じでいいのでしょうか?
また栽培に全然関係ないことなのですが、昔の人は米ぬかで顔や体や髪を洗っていたらしいと知り、
美容や健康にいいのならやってみたいのですが、ただ米ぬかを土に撒くと土の表面がコーティングされたように固くなるので良くないとも聞きます。
体や顔の表面をコーティングしてしまうのも良くないなと思い、手でしか試せていないのですが実際体にいいのでしょうか?
手は米ぬかで洗うとサラサラしっとりしますが良いのか悪いのか判断できないです。
緑肥を新たに撒くご指導の部分で、ライ麦+えん麦+クローバーではなく、えん麦+クローバーとされているのには理由があるのでしょうか?
何を撒くことになろうと種の残りが少ないので、種を買わなければいけのには変わりはないですが、緑肥の個別の特徴と言いますか生育環境の違いで、えん麦が適しているのではないかということでしょうか?
1)「もう今の状態から、、、全面に撒くようなことしても育たないでしょうか?」
そうですね。残念ながら、1年草の緑肥作物たちなので、もう遅いと思います。1月上旬の畑の写真状況頃が、最後の補いがギリギリのタイミングでした。年で言えば、
人間でいれば、10~18才と生長期前半までが補いのできる時期です。3~30㎝内で早めに補って差を埋めることが、それ以降の生育を支えます。
2)「こちらのふたつの緑肥は米ぬかや油粕をうすく撒き、大きくなったり穂をつけたら刈り込むような感じでいいのでしょうか?」
とのことですが、写真を観てもよく場所と状態がわからないこと、余り詳細アドバイスは、この無料コメント質問では、対応できませんので、有料コンサルの領域になるので、目安を以下に書いておくので、参考にしてみてください。
緑肥作物は、同じ一年草でも品種などや種類によって生育が異なりますので、
今回育てて、その違いを是非学んでくださいね。
①緑肥作物は、基本、穂が出る前に、使用する。
②草マルチの材料にするか、そこに刈って敷くことで、生態系を豊かにし、ゆっくり分解させる。
③緑肥作物が生育が悪かった場合は、緑肥作物による土壌改良効果は低いので、米ぬかと共に鋤き込むことで、緑肥(堆肥)として土壌改良してから、再度時期と土地に合った緑肥作物を育てる。
3)身体はともかく、栽培に関してお応えすると、
冬期の間や、耕す直前であれば、米ぬかは地面に直接薄っすら散布できます。
たくさん散布したりすると油膜が張りやすく、土の呼吸を妨げ、暖かくなると、米ぬかが腐敗しやすく、病虫害の原因になることがあります。
今回の緑肥作物の使用目的が、「土の再生で栽培はなし」でしたので、
エン麦と、クリムソンクローバーであれば、毎年鋤き込むか、刈って敷くことで、毎年自然に生えてきて栽培するまで種まき不要になりますが、
ライ麦も入れると、ペースと背丈が異なるので、「毎年鋤き込むか、刈って敷くこと」で維持するのが、困難になるからです。また、エン麦とクリムソンクローバーが揃って生えている様子は景観がよく、土の再生をしながら、お花見もできてお奨めです。
緑肥作物は、育てばとても強力なものですが、育てるのが難しいものがあったり、育った後どのようにしたらいいのかわからないもの、組み合わせなどが難しいので、
家庭菜園でも気軽に使えるように、
入れてはいけない緑肥や緑肥mixやエン麦&クリムソンクロバーなど色々扱いやすいものを開発しています。
栽培と関係のない話までしてしまいすいませんでした。
緑肥への補いのタイミングは、30cm以下の写真の状態になる前の状態で、それも初期の頃が補いの効果が高いのですね。
緑肥の使用法も書いて頂きありがとうございます。
やはり育ちが悪い部分は効果も低くこの後も育ちが悪いので、土と混ぜるのが良いということですね。
鋤き込むのは大変そうですが、去年はほとんど雑草も生えてこなかった場所に雑草ももこもこ生えてきて、緑肥を撒いてから少しではありますが確実に良くはなっているので、さらに良くなっていくようやってみようと思います。
米ぬかのご回答ありがとうございます。
たくさん撒くと良くないのですね、うっすらを心がけて撒いてみます。
ライ麦、えん麦、クリムソンクローバーだとライ麦だけ成長と背丈が違い、刈り込むのが難しくなるということですね。
一回撒いて刈って敷いておけば、数年はまた生えてきて、美観も良いというのもうれしいです。
一度緑肥をすき込んでから、お勧めして頂いたえん麦とクリムソンクローバーの種を蒔こうと思います。
今回はありがとうございました。
ご理解いただけて良かったです。
緑肥作物は、物質の肥料と異なり、生きた堆肥なので、自然に土を育ててくれるので、気に入っております。
是非、緑肥の容姿からいろいろ読み取って土を育ててみて土を育ててみてください。