ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

甘く見るちゃいました、10キロマラソン

2016-05-15 16:01:53 | ランニング

 やっはり厳しい、田植え準備期間のマラソン大会。連休初日の29日に郡山で16キロ走ってから、ただの10メートルも走ることなく本番だもの。しかも、今日走るために、農作業の方は無理、無理、無理を押し切って頑張った。堆肥撒きを1日で無理やり終わらせたりとか、トラクター耕耘もフルスピードで仕上げたりとか。台本書きの方もここ数日、ほっぼりっばなし。

 だからと言って、この大会に賭ける、なんて悲壮な思い入れはまったくない。白状します。甘く見てました。たかだか10キロって高をくくっておりました。これって、普段トレーニングで走ってる距離じゃねえか、1時間もかからず、アッという間にゴールだぜ。3月のフルマラソンにはかなりビビったけど、これはね、地元だし。

 前日は、菜の花座の特別稽古、コント練習もあったので、5時から入ってほんとなら9時、10時までなんだけど、一足お先に上がらせてもらった。大会に備えるために?違う、違う!実は、パンの注文が入ってたんだ。ごめん、菜の花座!食パン、菓子パン合わせて粉にして3.5キロ。食パン8斤、菓子パン42個!かなりの量だろ?日曜の朝に出すことになっていたんだ。

 帰宅したのが9時過ぎ、それから夕食食べて、作業にかかったのが9時半、夜中の1時にゃ終わっぺ、って気楽に始めてみたが、やっぱりパンは生き物、だらただらとお付き合いして、袋詰め完了がなんと2時20分。その間、ウィスキーをちびりちびりと引っ掛けつつの仕事、寝たのは2時半過ぎ。で、6時半起きだから!

 いいのか?こんな状態で。前夜の深酒で、食欲はなし、下痢はあり、頭はうつろ、体は重し。これは、ヤバイことになりそうだ。途中心臓が止まるとか、下痢で走行不可能とか、筋肉痛でリタイヤとか、不吉な予感が朦朧とした頭をかすめる。

 でもなぁ、走ってみれば、ここまで培った筋力、走力は紙風船じゃなかった。ちょっとやそっとほったらかしてたところで、なんのその!楽、ではなかったが、最後まで走りとおせた。10キロ男子306人中159位、シニア部門では24/65、タイムも目標の55分を切ることができたし、家に帰って、トラクター耕耘の続きも済ませたから。

 距離も短いし、参加者も少ないし、地元だし、取り立て印象に残る事柄はなし。でも、長井市が自慢する白つつじ、これは見事だった。そうそう、野良仕事も早終い、明るいうちから飲むビールはさすがに美味かった。 

コメント
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