5月8日に開校したシニア5期生、3回目の稽古はダンスレッスン。ようやく7人全員そろっての稽古となった。意気込み感じるなぁ。今年のメンバーは平均年齢68歳と、一気に急上昇したので、なにかと心配していたが、声も出る、姿勢もよい、体も柔らかい、記憶力も?これはまだわからない。さて、ダンスの方はどうかな?
今年も教えてくれるのは鏡真知子先生。半年ぶりのレッスン風景だけど、なんかさらにスリムにしなやかになって20代?と見紛うほど。11月本番で踊る曲、まだ決まっていないので、みっちりストレッチをした後、簡単なステップから講習に入った。まずは歩く、横にステップ、次にスキップ、さらにターンを2つほど、たったこれだけの基本動作を組み合わせて、もう早くも簡単なダンスが組みあがった。教え方も、たくさん褒めて拍手して、生徒たちを気持ちよく導いている。日ごろからご自身の教室でたくさんの子どもたちを指導しているせいなのだろう、苦手な人にも常に心配りをして気持ちを引き寄せている。見習わなくっちゃ。
シニアたちの適応力もなかなかのもの。これまで4期のメンバーに比べてまったく引けをとらない、というより、全体のレベルは上かな?まったくのダンス音痴?って人がいない。動きがぎこちなかったり、ステップの覚えが遅いって人は確かにいるが、最初だもの、無理はない。これから続けていけば、11月には見事な踊り手になることだろう。最高齢85歳の男性も社交ダンス現役とあって、颯爽とステップを踏んでいる。
簡単な動作を組み合わせたダンス、最後にラストのポーズも作ることになった。それも、2人組で仕上げ、次は4人で、さらには全員で仕上げのポーズを考える。まだ出会って間もない、名前さえよく知らない人たちが、どんどん話し合ってたった数分のうちに決めポーズを完成させた。
チームワークの良さ、コミュニケーション力の高さ、創造力、どれをとっても、このメンバーの可能性の高さが感じられて楽しくなる。かなりハイレベルなダンス、舞台も無理なくこなしそうだ。よしよし、それなら、こちらも覚悟があるぞ!
全員が楽しくレッスンを終え、一人一人の充実した表情を見るにつけても、年齢って人それぞれ、実年齢より正味年齢なんだよな、ってことを改めて実感。平均年齢上がって心配?なんて先走った僕、反省いたします、はい。