ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

本番まで1か月!『女たちの満州』

2016-05-01 09:35:27 | 演劇

 本番まであと1か月を切った。どうにか出演者すべてが埋まった。相変わらずの強運だ。チラシを見てもらえばわかるが、菜の花座としては久しぶりの大所帯。ずらっと役者が10人、なんと贅沢なことじゃないか。

 アマチュア演劇逆風吹き荒れる中、2桁のキャストで舞台作れるなんて、なんと幸せなことなんだ。菜の花座生抜きメンバーを中心に、菜の花プラザシニア団から4人、新たに加わったメンバー2人、それと今回限定が1人。新しい風が吹きわたって、稽古の様子も様変わりしている。

 まず、シニアメンバーの稽古熱心が目立つ。すでにセリフは入り、立ちも自分なりに考えて動いているので仕上がりが早い。記憶力の衰えに不安があるから早め早めの準備をしているのだと思うが、やはり大人の責任感てものを感じる。人に迷惑かけられない!その思いが強いのだろう。新たに加わったメンバーも同様だ。足引っ張りしないようにと、緊張感を漲らせて稽古に励んでいる。

 そこ行くと、生抜きメンバーの反応は極めて鈍い。これまでの悪習にどっぷり馴染んでしまっているせいか、立ち稽古の中でセリフは入るさ、っていう甘え、慢心、高くくりが目につく。いつもいつもとことんまで仕上げられない菜の花座の舞台、僕の台本遅れも影響は大きいが、このずるずるべったり緩~い役者魂も大きな元凶なんだと、改めて思う。先週の稽古では、ヤバイ!みんなセリフ入ってる!と焦っていた若手たち、この公演を機会に取り組む姿勢を改めて欲しいもんだ。この点、次回稽古ではきつ~くきつ~く、言い渡すとしよう。

 それにしても、せっかくそろったメンバーだが、未だに全員そろっての稽古ができないでいる。特に5人娘がそろわない。踊りとか体操?とか一緒の演技が多いのにまるで合わせることができない。仕事があるからという理由はわかるがんだけどなぁ。なんとかなぁ。

 これまでだと、役者10人出したら、スタッフは2~3名と綱渡り状態だったが、今回はそこも違う。舞台監督、副舞監、照明3名(調光1、ピンスポット2)、音響、舞台スタッフと経験は浅いものの分厚い体制だ。菜の花座、今が上げ潮時なのかもしれない。たくさんのメンバーで、舞台に人があふれるような圧倒的な芝居を作るぞ。

 

 

 

 

 

 

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