ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

記気楽に仕込み。進化する菜の花座!事のタイトルを入力してください(必須)

2016-05-29 07:31:59 | アート・文化

 本番前日、朝から仕込みだ。前日までに照明の仕込み図が上がらず、大慌てで代作する、なんてすったもんだもあったが、始まってみれば、ゆとりの仕込みだった。

 何が余裕かって、まず、仕事ができる人間が増えたってことが一番だ。照明はカナミに任せておけばいいし、舞台の立て込みはナオミが上手にリードしてくれる。当日気づいたケコミの未製作も道具担当が、さっさと作ってくれるし、吊りものの旗や、雪も任せきりで大丈夫。二日前、頼み込んだ簪も、期待通り!東根小道具製作工房が素晴らしいものを仕上げて届けてくれた。

 いやぁ、楽になったもんだなぁ。以前だったら、演出自ら、きりきり舞いして飛び回っていたもんだった。とてもとても、写真撮ったりなんてできなかった。仕込み終われば、へとへと、だから、神経もピリピリ、怒声も飛んだりもした。なのに、この平穏な気分、仕込みはこうあらねばならん。

 仕込み、照明色作りは順調に進んだものの、リハーサルで思いがけずけ躓いた。CDプレーヤーの調子が悪いのだ。パソコンで焼いたCD-Rが読み込みにくい。予算ないとか言ってないで、プラザも、もう、そろそろ新しい機器に更新して欲しいもんだ。ともかく読み込み感度が最悪。ディスク入れても音が出ない、これじゃ、音響さんもビビるよ。ここが一つのネックになった。

 も一つピンスポット。担当した二人とも初ピン!光は舞台の上を右往左往するばかり、やっと当たったと思えば顔が切れたりゆらゆら揺れたりと苦心惨憺、ゲネにはましになったが、明日午前中に目いっぱい稽古して慣れてもらうしかない。

 さて、ゲネだ。セリフが詰まったり、飛んだりすることも数回あったものの、まずは、まあまあの仕上がりだった。シニア演劇学校5期生が観劇してくれていたことも役者の緊張感を高めたんじゃないかな、正味2時間10分という長い芝居をしっかり惹きつけ続けてくれた。これなら、本公演も自信をもってお勧めできる。

さっ、本日29日、午後2時開演だ。今からでも十分間に合う。プラザでお待ちしてますからね。

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