ウォーキングカメラマン

“お歩きさん”をした時に出くわした心に残った風景、光景、人物などを撮る!!

世界最長の懸垂型モノレール接続駅から日本初の人工浜まで歩く

2024-09-19 00:59:08 | 千葉県

2024年8月7日(水)

世界最長営業距離の懸垂型モノレール起点駅でありJRが乗入れるJR千葉みなと駅から、日本初の人工浜「いなげの浜」に立寄った。

 

JR千葉みなと駅の海側出口。千葉ポートタワーなどがある港までは写真正面の道をまっすぐ200mほど。反対側の出口前には、市役所や千葉銀行本店などがあり、メインのJR千葉駅までも1km程度。連日、晴天で酷暑が続いていたので、曇りの日、そして海の近い所を狙ってお歩きさん。今回、お歩きさんしたところは、千葉みなと駅を含め全て埋立て地。

JR千葉みなと駅海側出口前の。街路樹に白い花がたくさん咲いている。

JR京葉線線の海側にある道を稲毛海浜公園へ向かって歩く。海を見ながら歩ける道はなく、最も海側の道は、工場ばかりだったので、商店やコンビニなどがある通りを歩いた。

海浜ニュータウン。新しい街であり、イチョウが街路樹として植えられ、晩秋には黄色に染まってきれいだろうな。

稲毛海浜公園から海に出たところにある「いなげの浜」。1976年に完成した人工浜。オーストラリア産の白砂を撒き、白い砂のビーチということだったが、数年前の台風により白い砂は浸食されたり、吹きとばされ、従来の黒い砂の海岸だった。稲毛海浜公園に訪れる少し前からカミナリが鳴り、いなげの浜に出てすぐ雨が激しく降りだした。

稲毛海浜公園の建物内で40~50分雨宿りし、海浜公園の出入口前からニュータウン方面の景色。

ニュータウンを歩いていたら、なんとすぐ青空になった。

ニュータウンにある友人宅からの風景。高層階なのでいい風が入り涼しいし、蚊もいないし羨ましい。千葉みなとの花火大会も見れるとのこと。写真右の細長い四角のビルのようなものが、千葉ポートタワー。

ニュータウンにある友人宅玄関前からの風景。幕張新都心の高層ビル群が見える。

東京と千葉を結ぶ最も海沿いの鉄道路線であるJR京葉線の稲毛海岸駅前。JR京葉線と並走して内陸に京成電鉄千葉線とJR総武線がある。友人がここまで車で送ってくれた。

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日本百名山のひとつである連山の主峰の活火山を登る

2024-09-10 01:03:17 | 栃木県

2024年8月3日(土)

茶臼岳は、日本百名山の那須連山の中央に位置する主峰であり標高1915mの活火山。山頂部が栃木県那須町にあるが、裾野は福島県にまで及ぶ。

 

那須ロープウェイ山麓駅。ここから数分で一機に山頂駅がある9合目まで行ける。

那須ロープウェイ山頂駅。

登山開始。山頂駅を降りたら左側にゆるやかな広く整備された登山道があり、植物もたくさん生えている。

坂も急になり、岩石がゴロゴロとして植物もまばらになってきた。

山頂にある那須岳神社。那須岳の別称は茶臼岳。ロープウェイ山頂駅から1時間程度。

山頂付近からの景色。雲海があり気分がいいし、爽やかな風が吹き涼しくて気持ちいい。ちなみに下山して、国道4号線を走行した時は35度か36度あった。

茶臼岳の火口に沿って歩いた。

赤い屋根の避難小屋(中央のやや左)が見える。右の峰は朝日岳。

朝日岳の方へは行かず、茶臼岳の火口を1周してロープウェイ山頂駅に向かう。午後から雷注意報が出ていると案内があったので天気がいいうちにさっさと下山した。

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五輪候補地となったハス沼&渡り鳥越冬地の日本一大きなハス沼

2024-09-07 00:44:57 | 宮城県

2024年7月24日(水)

登米市にある長沼は、2020年東京五輪のボート競技の候補地であり、そして登米市と栗原市にまたがる伊豆沼は日本最大級の渡り鳥の越冬地。いずれの沼もハスの名所として知られる。

 

長沼フートピア公園のシンボル「オランダ風車」

長沼フートピア公園は、2021年に放映されたNHK朝ドラ「おかえりモネ」のヒロインが勤務した森林組合のロケ地として知られる。

オランダ風車のところから見た風景。

長沼のボート競技場。日本で唯一2000m常設コースがある。2020年東京五輪のボート競技の会場候補だったが、コロナにより見送られた。オランダ風車のところから見ると、ハスのスケールにビックリ。ハス見物のための遊覧船(写真下)があるなんて初めて。

長沼のハス。午後だったので、おおかた花が萎んでいた。

伊豆沼。長沼のハスのスケールに驚いていたら、伊豆沼の方がもっとスケールが大きく日本一とのことなので、そこで遊覧船に乗ろうということで訪れたが、夕方だったので、遊覧船は営業終了だった。

伊豆沼の水深は、平均80cm、最深部でも1.6mと浅い。秋から冬にかけてマガン、白鳥など200種以上が確認され、10万羽以上が飛来する日本最大級の飛来地。ラムサール条約に登録されている。

夕方でもハスが咲いているエリアがあった。

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同じ文字で市名と町名の読み方が違う明治の建築物が多く残る街を歩く

2024-09-01 21:04:16 | 宮城県

2024年7月24日(水)

登米市登米町は、トメ市トヨマ町と読み、同一漢字ながら市名と町名の読み方が違ってややこしい。明治時代をしのばせる建築物が多く残り「みやぎの明治村」と呼ばれている。

 

旧登米高等尋常小学校。1888年に建てられたコの字型の建物。正面玄関の上にはバルコニーがあり、和洋折衷。国の重要文化財。

旧登米高等尋常小学校の教室。小学校の時、こんな教室だったので懐かしい。机の天板を開けると物を収納できるようなっている。机の中に入れた給食の残ったパンがカピカピになっていたことを思い出す。

旧水沢県庁庁舎。現在の宮城県北部と岩手県南部は「登米県」だったが、「水沢県」に編入された際に建てられた。小学校、裁判所としても使われた。

旧水沢県庁庁舎がある通りは武家屋敷の通り。ここから後ろを振り返ると旧登米高等尋常小学校が正面に見える。

旧登米警察庁舎。明治時代に建てられた玄関上にバルコニーがある和洋折衷の建物。旧登米高等尋常小学校と似たような感じだが、同じ人が建てたもの。留置場が復元されてあったが、留置房の内部に囚人用トイレがあり、囚人はその房内で食事する。「臭いメシ」とはそこからきている。

旧登米警察庁舎の横の通りは、ナマコ壁や看板建築の建物があり、かつての中心部と思われる。

醸造業を営む商家。明治より前の天保(江戸時代)創業の老舗であり国の有形文化財となっている。

昼食は油麩丼を食べた。最近、関東でもスーパーで見かけるようになった油麩は、登米町が発祥地であり、いろいろなメーカの油麩が売ってある。

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大震災から復興した世界三大漁場に面した漁業の街を歩く

2024-08-29 00:39:04 | 宮城県

2024年7月24日(水)

気仙沼は、世界三大漁場のひとつである三陸海岸の南部に位置する漁業の街。東日本大震災では、地震のみならず津波、火災の甚大な被害を被った。

 

昼間は暑いので、朝食前に一人で2時間程度気仙沼漁港周辺を歩いた。宮城県以外からも全国各地の漁船が停泊していた。この時期、気仙沼はカツオのシーズン。土佐清水や枕崎がカツオ水揚げ日本一と思っていたが、ここを訪れて初めて気仙沼が日本一ということを知った。その他に気仙沼は、サメ、メカジキ、サンマが有名。

気仙沼漁港にある森進一のヒット曲「港町ブルース」の歌碑。震災前ここに訪れたことがあるが、この歌碑は被災して2代目のこと。被災前は別の場所にあったが、ほぼ同じように再現されていた。震災の時、地震、津波だけでもとんでもないのに、この湾の海上が燃えて、まさに火の海だった。

「港町ブルース」の歌碑がある湾の対岸の風景。正面の教会は結婚式場だった。

「港町ブルース」の歌碑からまっすぐ湾の奥まったところには、少し前に放映されたNHK朝ドラ「おかえりモネ」のヒロインの生まれ故郷である大島に行く遊覧船乗り場がある。

遊覧船乗り場から少し行ったところには、古くからの商店街(多分、震災前にお歩きさんしたところか?)があったようだが新しい建物ばかりで、きれいに整備されていて全く以前訪れたところかどうかわからない。

リアス式海岸に面した街なので、坂が多い。港からかなり坂を歩いた高台なので、このあたりは津波の被害は受けてないので、震災前から既に発展していた通りかな。

南気仙沼駅。気仙沼市の中心駅だったが、津波被害により流失した。中心駅がどのようになっているか行ってみたら、線路がなく、そのうちバスが来た。JR気仙沼線の一部区間は、鉄道駅ではなくBRTとしバス専用道路を設け運行されている。BRTになっていることを知らなかった。

宿泊先の旅館からの風景。旅館は津波で全壊しているので、この周辺も同じように津波に襲われたと思える。この旅館は被災の7年後に再開。気仙沼ならではのホヤ、フカヒレ、カツオ、殻付きウニなど地元の海の幸が盛りだくさんだった。特にサメのハツ(心臓)の刺身は初めて食べたが、規制されて食べられなくなったレバ刺しのような感じで美味しかった。

気仙沼漁港の近くにある「気仙沼海の市」というショッピングモール。“ホヤぼーや“というのは気仙沼のゆるキャラ。初めてこのキャラを知ったが、宮城県ではかなり有名で人気があるとのことで、シール、ヌイグルミなどたくさんのグッズが売ってある。

気仙沼漁港の近くにある観光客向けの「気仙沼お魚いちば」

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金色のお堂が有名な寺

2024-08-21 01:57:30 | 岩手県

2024年7月23日(火)

中尊寺(岩手県平泉町)は、奥州藤原氏ゆかりの寺。世界遺産に登録された寺であり、3000点以上の国宝、文化財を所有しているが、中でも黄金に輝く金色堂は有名。

 

有名な寺なので参道にもっと土産物屋、飲食店、旅館などあってもいいが、中尊寺入口付近に数軒の飲食店があるだけ。

ここから登っていくことになるが、酷暑だったので少し歩いても汗が出る。

参道を登ると伊達藩によって植樹された樹齢300年を超える杉並木がある。日蔭を作ってくれありがたい。

中尊寺に咲くユリ。平泉に訪れる途中でもよく見かけた。

坂を上がったところからの眺望。北上川(写真右上)、大きく蛇行するJR東北本線、それに交差する国道4号線が見える。

中尊寺本堂。

本堂の仏像。

パンフレットや旅行雑誌などでの写真がこの堂が使われるので、中尊寺のイメージはこの堂であるが、これは金色堂を覆う堂であり、金色堂は撮影禁止。この内部に大きなガラスケースがあり、その中に黄金色に輝く金色堂と金色堂内部の金の仏像がある。

芭蕉像。奥の細道で芭蕉は中尊寺に訪れ一句残している。

中尊寺の境内にある神社。この神社には能舞台がある。

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日本で唯一の完全手漕ぎの舟下り

2024-08-18 01:11:53 | 岩手県

2024年7月23日(火)

猊鼻渓(岩手県一関市)は、北上川支流の砂鉄川沿いに絶壁が2km続く景勝地。船頭の棹一本による完全手漕ぎの舟下りは日本ではここだけ。

 

猊鼻渓の船着場付近。JR大船渡線の列車がたまたま猊鼻渓がある砂鉄川に架かる鉄橋を通ったので咄嗟に撮影。JR猊鼻渓駅が近くにある。

宮城県在住の義姉夫婦に連れてきてもらったが、「猊鼻渓」という名を聞いたことがなく存在を知らなかった。舟の数はそれなりに多かったが、直近で出発する舟は満員で乗れず、1時間待つことになった。思ったより人気がある。

船着場のほんの少し下流にある川の段差。舟はこの川の段差を通らない、つまり舟下りならぬ舟上りかな。

1時間待って、乗船。船頭さんが棹を操りながら説明してくれる。日本で唯一モーターを付いていない完全手漕ぎはここだけと説明があった。

猊鼻渓は舟に乗らない限りは絶壁の渓谷を見れない。絶壁にカモシカもよくいるとのことで期待したが見れず。全く知らなかったが、満足できる景勝地だった。観光客が多いのもわかる。

絶壁に洞窟があり、祠があった。

折り返し地点の船着場(写真右下)に上陸。

絶壁の穴に「運玉」を投げて、入れば願いが叶うという運試しができる。

上ってきた道を折り返す。ウグイがたくさんいてエサをもらえるかと思い舟についてくる。帰りは、船頭がこの地の民謡を唄ってくれる。

上ってくる団体の舟と次から次へとすれ違う。上陸も含めて所要1時間20~30分。秋は紅葉、冬は雪で白くなった山水画のような景色も楽しめるとのこと。

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二つの郡の町が合併し旧国名が町名となった町の高原付近

2024-08-13 23:38:57 | 鳥取県

2024年6月13日(木)・6月15日(土)

鳥取県西伯郡岸本町と日野郡溝口町の平成の合併により、鳥取県西部の旧国名の伯耆町が誕生した。この町の有名な観光地である、伯耆富士こと大山の山麓にある桝水高原付近に行った。

 

伯耆町小林集落。この集落にある蕎麦屋にランチのため訪れた。実家から車で30分程度だが、初めて訪れたし、集落名も初めてきいた小さな集落。

古民家を改装した蕎麦屋。

食後、少しだけ集落内を歩いた。

石州瓦の屋根の家が結構ある。

集落のはずれに来ると、実家の付近から見る大山とは全く違った形の大山。枡水高原からの大山と同じ形であり、富士山のようである。

大山が見えるところから振り向いた集落内。

小林集落より少し下った丸山集落にある大山ガーデンプレイスからの大山。ランチして実家に戻る時、立ち寄った。

枡水高原教会。門出を祝うような晴天でアツアツ。幸せにね。

枡水高原教会からの眺望。今さらながら、枡水からの景色がこんなよかったとは。弓ヶ浜半島、島根半島、美保湾、中海、宍道湖、米子市街。写真には写ってないが遠く三瓶山まで見えた。

振り向けば大山。

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花の御寺のアジサイ

2024-08-09 21:58:38 | 奈良県

2024年6月12日(水)

長谷寺(奈良県桜井市)は、「花の御寺(みでら)」と呼ばれ四季を通していろいろな花が咲き誇る。梅雨にはアジサイが見ごろとなる。

 

長谷寺の入山口付近。初瀬山にあるので入場券ではなく入山券。アジサイは3,000株と、鉢植え500鉢。ちなみに長谷寺を代表する花はGW頃が見ごろの牡丹であり7000株。

最近は他の神社仏閣でもよく見かけるようになった手水鉢のアジサイ。

登廊の側にあるアジサイが少しあった。時期が終わったので花はなかったが牡丹の茎がたくさんあった。

登廊を登り切ったところにあるアジサイ回廊。

アジサイ回廊を登り切ったら、アジサイの背景に朱色で美しい五重の塔が見えた。

本堂から撮ったアジサイ。

本堂とアジサイ。

本堂から突き出して舞台があった。清水のような舞台があった。五重の塔が眺望できる。

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花の御寺の参道を歩く

2024-08-06 00:55:57 | 奈良県

2024年6月12日(水)

初瀬(桜井市)は、西国三十三所第八番札所であり、四季を通じていろいろな花が咲き誇り「花の御寺」と言われる長谷寺の門前町として発展した。

 

参道をゆっくり歩いてみたく、長谷寺からは離れた参道の端っこに近いところあった三輪そうめんの店に駐車。三輪そうめんは日本で初めて誕生したそうめんとのことである。

風情のある参道には、三輪そうめん、草餅、柿の葉寿司などを扱っている食堂や和菓子屋などがあり、いろいろな店に入り、チマチマと食べ歩きして楽しんだ。

長谷寺 に繋がる参道は京・大和方面と伊勢を初瀬(はせ)街道になる。千年以上前から参拝者で賑わっていたとのこと。

背後の山が長谷寺がある初瀬山。

草餅を売っている店がたくさんあった。一番古げなこの店で購入して食べた。この店のおばさんが作ったという「キャラブキの佃煮」も妻が購入。

この地方の名物、柿の葉寿司バラ売りOKだったので、鯖、シャケをそれぞれ1個づつ店で食べた。

暑かったので、かき氷を扱っている店でミルク金時を注文。観光地値段かと思いきや安くて量も結構あり美味しかった。三輪そうめんや、ごま豆腐、わらび餅などもあった。

長谷寺入口前の風景。写真右は奈良漬け専門店。

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