ウォーキングカメラマン

“お歩きさん”をした時に出くわした心に残った風景、光景、人物などを撮る!!

妻入りの街並みが続く宿場かつ天領の街を歩く

2022-10-12 23:31:57 | 新潟県

2022年9月24日(土)

出雲崎(新潟県)は日本海に面し、北前船の寄港地、金の荷揚げ地、宿場、天領の街として栄えた。街道沿いに奥行きのある細長い妻入りの街並みが続く。

 

出雲崎港。台風の影響でどんよりとし、小雨まじりのため、黒人演歌歌手がこの街を歌った♪あなた追って出雲崎 悲しみの日本海♪の雰囲気。

海から一筋入った北国街道沿いに妻入りの街並みが約4km続く。空家を改修した妻入りの町家にいた地元のボランティアの方に街のことを説明してもらった。

海側の家は向かって右に玄関・土間、山側の家は向かって左に玄関・土間があるが、床の間や仏間が上座(京都)ということからによるとのこと。

良寛堂。ここを訪れた時、かつて暮らした玉島のことを思い出しなつかしくなった。良寛は出雲崎で生まれ育ったが、出家後、倉敷市玉島の円通寺で12年修行した。

間口の広さによって税金がかけられたので奥行きある細長い家屋となった。

展望台からの妻入りの街並。地元ボランティアにこの展望台へ行き方を聞いてなかったら、相当迷ったと思う。

海沿いの国道から妻入りの街の風景。

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