突然ですが ・・・・ 2014・1・18
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読者皆様 おはようございます:
予定外の原稿ですが、今日のブログは、協会からのお知らせとなります。
一昨日 筆者は 騒乱の兆しあるバンコクから戻りました。
1月13日から 反政府勢力主導者は、決起集会を
バンコクの主要な道路を封鎖して行う予定を発表しており、
昨日16日、心配していたとおり、爆発物が反勢力側に投げ込まれて
30名余の負傷者が出たようです。
昨年12月あたりから、現政権の2月選挙を阻もうとする
反勢力との軋轢が、日本でも、ニュースなどで流れていて
一月に入れば、双方が衝突する気配は報道されていました。
筆者は、その時点で、出発日時変更不可能の格安切符を
取得していたので、出発までの情勢を見守っていました。
年も明けて、公共機関(飛行場や電車)には 数年前の衝突の
時ほどの影響がない方針であることを確認したうえで
予定通り、1月7日、日本をたちました。
今回の目的は、正月バラバラだった、我が家の家族が
バンコクで集まることになり、孫の顔を見たさで タイにまで
行くと楽しみにしていた、要介護2の母とともに
孝行を兼ねた旅となりました。
高齢で血圧200を超えていて、常識ではあまり考えられない
状況でありましたが、飛行機内も快適で、成田から目的の
アパート到着までの16時間の長旅もどうにか乗り越えて
無事に到着しました。
16時間というのは、
成田飛行場を少し先に進んだハイウェイのさきにある
香取神社と鹿島神宮に初詣参拝したからです。
それから飛行機に乗るという
少々欲張った時間の配分でしたが、お見送りで
同行してくださったHさん、Sさんご夫妻のご協力で
母も それほど疲労せずに、機上の人となることができました。
さて、到着数日後、
1月13日に 予定通り、大規模な集会が市内数か所で開かれ
市内主要道路は ところどころ封鎖されました。
とはいっても タイ人友人たちは特に顔色を
変えることなく マイペンライ式に日常生活を
送っている様子。
我々の帰国予定日16日に近づくにつれ、反政府の行動は衰え
を見せずに、毎日マスコミをにぎわしていました。
こうした不安定な情勢は当然 観光や経済に影響を与えます。
シンガポール航空 バンコク便も 通常一日3便を一便に減らすほど、
旅行客も減ったようでした。
我々も、遠出することなく、近場で十分タイの情緒を楽しみ
母を主体にした無理のない行動範囲で、時を過ごしていました。
日本から”大丈夫?”メールを 数人の知人からいただいたのも
このころです。
現地にいると意外と 国外でニュースになっているほど、
緊張感はないものです。
デモに参加している人達も TVのカメラに手を振ったり、
休憩中、友人や家族と配給弁当をシートに広げて楽しそうに
くつろいで食べている風景はピクニックさながらだと、
現場で様子をみていた主人も漏らしてました。
日本は治安が安定している~のがごく当たり前ですが
海外では、そうでもないのだと改めて実感し、
インドで過ごしていたときの体験と重ねたりしました。
たとえば、2006年、筆者の住むニューデリーではあちらこちらに
爆弾が仕掛けられたことがありました。
拙宅から、数キロの地点で、爆弾が破裂しました。
落し物を拾って落とし主に声をかけようとした少年が、
その袋に隠された爆弾が破裂して亡くなったのです。
その現場を通ったときに知人から聞きました。
人々は何事もないように往来を行き来し、明日は我が身か?
というような緊張感が全くないのに驚きました。
今回のバンコクの街の交通をストップさせ
経済にも多大な打撃を与えるような騒乱の
原因となった”デモ行進”の特徴は、
日本や欧米では、違法なデモ集会として
すぐ解散させられるはずなのに、当局は見て見ぬ振り?
一向に統制される気配がないことでした。
これには意外と意味があるのかもしれない・・・
と 深読みしたくなるでしょう。
ただし、その情報はごく限られたものでした。
タイの友人たちと会った時、さりげなく、意見を
聞いてみると、反応もさまざまで、タクシン派(現政権)
を支持する人、反政府の主導者に反感を持ち
”早くひっこめばいいのに”と言う人、
”双方泥試合、ブア・ラ!(うんざり!)・・民主主義なんて
何もない” と 顔を曇らせる人 さまざまでしたが、
共通して言えるとすれば
”それ以上 話せない”と 深読みの扉を開けようとすると、
自然と口を閉ざす部分があったことでした。
というわけで、
それなりに集めた情報も、
あまりブログ上、詳細にお話しするのがタブーな
感じがするのです。
この類の問題には表舞台には登場しない演出家がいて
その演出家の背後には さらに大きい影響力を持つ、
プロデューサーの存在が否めないようです。
彼らは、着実に進行しているシナリオの成り行きを
黙って見つめている。
舞台の袖カーテンの後ろか、客席の暗闇の一番後ろに
いて 舞台進行中は姿を公にしない~
そういう設定になっているかもしれません。
だから、照明のあたっている舞台だけを見ているほうが
文字通り”無難(難儀が無い)” と知っている 識者は多い
ようです。
複雑に絡み合い、対立している政治の表舞台のウラ、
どこの国でも、多かれ少なかれこうした状況は
共通しているのかもしれません。
筆者は 不穏な空気を残すバンコクを後にして、
一昨日、19日の”街カフェ”(NPOのお祭り)に間に合うよう、
母ともども元気に、帰国しました。
街カフェ… 町田市のNPO団体、動物愛護、福島支援、
元気に生きる、人生のテーマを見つける、安全な食事・食材
などなどの目的をもった70ほどの団体が参加するようです。
拙協会のブースもささやかですが、町田市役所の
一区画をいただいています。
もう一つのお知らせは 秀真伝全完訳本が自費出版で
完成したというご案内です。
上巻下巻2冊組となります。
各430頁、6,800円定価
秀真文字での原著全綾を原文と対比させて、
現代文字に直して、さらに大訳対訳、注訳がついています。
資料として 秀真時代の天皇家系図一覧表・
(*天照大神は男性神でした!)
天地初めから神武天皇にいたるまでの超古代史表や
神代と言われていた古代の歴史年表に関する資料
などなど きっと興味ある読者もいらっしゃると思います。
そして、神話として扱われていた古事記の世界が
実は、実際に”実在した”ものだと直観していただけるのでは
ないかと思います。
秀真(ほつま)伝(つたえ)は、長く封印されてきた
日本古代の謎を、日本書紀や古事記より古い文献として
紐解いています。
筆者の主人の母である須田痲紗子氏による
完訳となっています。
お問い合わせ・お申込みは
shizenchiyuryoku2023 @gmail.com
須田までお願いいたします。
それでは
良い週末をお過ごしください。
一人でも多く、読者の方が街カフェに訪れてくだされば
嬉しいです。
そして 自然治癒力セラピー協会のブースにもいらして
ぜひ、お声掛けください。
お待ちしています。