「吾郎とゴロー」川渕圭一著 求龍堂
場面は夏、都内の古い病院。エリート研修医で自信満々の吾郎が その病院で亡くなったミュージシャンのゴローの幽霊と出会う。
その出会いを通じて、吾郎の医師としての意識が変わって行く。そして、ゴローの願いをかなえるために一肌脱ぐ というお話。
それぞれの恋人たちとの関係もからませながら、ゴローとお母さんの間の愛情もしみじみ感じさせてくれる。
ネタばれになっちゃうから詳しくは書きませんが、さらっと読めて 随所でくすっと笑えて、最後にじわ~っと涙腺がうるみ、心がふんわりと温かくなる本です。
この本には ちょっと変人はでてくるけど嫌な人間が一人も出てこない。ちょっと人間くさくて、ちょっと哀愁があってなんだか懐かしい気分になる登場人物がこういう時代にとても安心感を覚える。
装丁も、おしゃれです。
表紙もだけど、章の最初に出てくるイラストが文章にあっている。しおりも素敵。
気持ちをこめて作られたことが伝わってくる本だと思う。
実は 川渕氏の本は殆ど読破した。
自身が日本でトップクラスの大学の医学部の出身ながら、患者の気持ちを考えない大学病院の教授や、人間性を忘れてしまいそうな研修医の生活を画いた小説、「研修医純情物語」「とび出せ!ドクター」など
また自伝に近い、自らの青春の彷徨を書いた 「セブンソングズ」
今度出版されたのが、ファンタジーと言うのはちょっとびっくりしたけど これも愛読書の一つに加わった。夏の話だけど、秋の夜長に読む本としてもお勧め。
蛇足だけど、これってドラマか映画にしたら面白いと思うんだけどなあ。
研修医の吾郎はどうせだから 稲垣吾郎君に演じてもらいましょう。
ミュージシャンのゴローは やっぱりジャニーズつながりで亀梨君あたりで。
あと主な登場人物は吾郎の恋人の編集者の女性、ゴローの恋人だった年上の女性に若い子たちに人気のある女優をもってくれば、恋愛ファンタジーとしておもしろいものになると思うんですけど。
誰か作って!(笑)
場面は夏、都内の古い病院。エリート研修医で自信満々の吾郎が その病院で亡くなったミュージシャンのゴローの幽霊と出会う。
その出会いを通じて、吾郎の医師としての意識が変わって行く。そして、ゴローの願いをかなえるために一肌脱ぐ というお話。
それぞれの恋人たちとの関係もからませながら、ゴローとお母さんの間の愛情もしみじみ感じさせてくれる。
ネタばれになっちゃうから詳しくは書きませんが、さらっと読めて 随所でくすっと笑えて、最後にじわ~っと涙腺がうるみ、心がふんわりと温かくなる本です。
この本には ちょっと変人はでてくるけど嫌な人間が一人も出てこない。ちょっと人間くさくて、ちょっと哀愁があってなんだか懐かしい気分になる登場人物がこういう時代にとても安心感を覚える。
装丁も、おしゃれです。
表紙もだけど、章の最初に出てくるイラストが文章にあっている。しおりも素敵。
気持ちをこめて作られたことが伝わってくる本だと思う。
実は 川渕氏の本は殆ど読破した。
自身が日本でトップクラスの大学の医学部の出身ながら、患者の気持ちを考えない大学病院の教授や、人間性を忘れてしまいそうな研修医の生活を画いた小説、「研修医純情物語」「とび出せ!ドクター」など
また自伝に近い、自らの青春の彷徨を書いた 「セブンソングズ」
今度出版されたのが、ファンタジーと言うのはちょっとびっくりしたけど これも愛読書の一つに加わった。夏の話だけど、秋の夜長に読む本としてもお勧め。
蛇足だけど、これってドラマか映画にしたら面白いと思うんだけどなあ。
研修医の吾郎はどうせだから 稲垣吾郎君に演じてもらいましょう。
ミュージシャンのゴローは やっぱりジャニーズつながりで亀梨君あたりで。
あと主な登場人物は吾郎の恋人の編集者の女性、ゴローの恋人だった年上の女性に若い子たちに人気のある女優をもってくれば、恋愛ファンタジーとしておもしろいものになると思うんですけど。
誰か作って!(笑)