ボサノバ・ナイト

昨夜は良い晩だった。
友人に誘われ、高輪のライブハウスにボサノバを聴きに。

木Ｏさんというギタリストとヴァイオリンの女性とキーボートの男性のグループ。
小ぢんまりとしたアットホームなお店に２０余人くらいの観客。親しげな雰囲気の中　お酒を飲みながら聴いたボサノバ。

そのギタリストのおじさま（と言っては失礼か）が素敵なんでしたのよ　奥様！　５０代半ばと思うが、演奏もさることながら醸し出す雰囲気の素敵なこと。ああいう中年は貴重種だわねと久々にかんどーしたっ　惚れたっ！！

耳に優しく軽く入ってくるけれど　底に流れる情熱と深みのあるボサノバ、彼の雰囲気は彼の奏でる曲そのものの存在感である（それにしても、いい男には評価が甘いもんですわね　私）
経歴もちょっと変り種、某総合商社を脱サラしてミュージシャンの道へと言う方らしい。だからね、人当たりも生え抜きミュージシャンとはちょっと違うんだろうな。なんかある意味卒がなくて、普通の人として普通に話せるところもあるのよね。でも５０代まで普通のサラリーマンとして生きて、第二の人生で自分の好きなことを職業にできるって素敵な生き方じゃないですか。それに至るまでは色々あったのかもしれないけれどね。
聴きに来ていた方たちも、大人～な雰囲気でよかった。何より誰もタバコを吸っていないんですよ。ライブハウスって言えば部屋の上部分は煙っているようなところが多いと思うのに。時代ってこともあるだろうけど、とてもお行儀のよい観客のみなさんでした。

また行きたいなっ！