局の道楽日記

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生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

宝塚超初心者の観劇記

2007-11-06 19:45:29 | 見る(映画 劇場 美術館など)
3日に轟悠さんのコンサートを観にいったので それで感じたことを忘れないうちに書いておこうと思う。

一緒に行ったのはこのところの舞台観劇仲間N。彼女は年季の入ったヅカファンで出待ち 入り待ち お茶会も参加。諸事情もあってジェンヌの知り合い、その父母などの知り合いも多い人である。 彼女に誘われまあ半ばご招待状態で行ったわけです。

タイトルに記したとおり 私は超初心者ですから、舞台の上の人たちを見ても本当に区別がつかない。化粧すると同じ顔に見えるし、まして、プログラムに載っている普段の顔と舞台の人を一致させることは殆ど困難なんですね。
そう言ったら 「慣れだよ 慣れ」とNに言われたけどね。

だけど そんな私でも 轟さんって言うのは他の人たちとたとえ同じ衣装で舞台に立ったとしても区別がつくであろう 特別オーラの持ち主だってことはわかるのよね。
彫刻のような美貌とスタイル。一昔前の少女マンガの主人公のヒーローの体現なんですね、これが。。。確かに美しいと思う。
そして表現力っていうか役への成りきり度って言うのもすごいんだろうと思った。

ちなみに、Nの友達のジェンヌママにも紹介されたんですが、ああいう父母の方たちっていうのは いつも娘のプロフィールを持ち歩いて宣伝活動をしてらっしゃるんですね。その中の写真でトップと写っているのを見たけど Nの解説によれば
「ね、このトップの人と表情が違うでしょ、こっちは行っちゃってるじゃん、まだ彼女(3年目)はそこまで自己陶酔できてないって言うか中途半端なんだよね、表現が こういうのところがトップとの差なんだよね」とのこと。
なるほど深い・・・

ってことは観客の側も陶酔できないと真のヅカファンにはなれないんじゃないのかなあ・・・ とも思った。
別に今更真のヅカファンになりたいわけじゃないんだけど、こういう観劇で胸ときめかせられるって幸せじゃないですか、「無償の愛」の対象があるってピュアなことじゃないですか・・・ と どうも邪念が入りまくる私は思ってしまうのよね。
情熱を傾けるものからのフィードバックがなけりゃいやです。省みても恋愛とか憧れとかの場面で現実派だな つくづく。

って こういう事考えながらの観劇は異端なのかしらね? でも異端は異端なりに舞台とそこに集まる観客の人たちを観察して楽しめるもんです。

あれこれ理屈づけつつ舞台っておもしろいわ。
コメント (4)
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