過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

元旦の祝い食 接写2:沖縄・金城さんの器に黒を盛る

2016-01-06 06:30:00 | 日いづる国の伝統食


写真手前の盛り込みです。
○海と地の恵み:壷屋焼、金城次郎さんの工房から
ふくら鮑、松葉銀杏、江戸の玉子焼き。三品

[作る]
松葉銀杏は、銀杏を3粒づつ松葉に通したものをさします。
殻付きの銀杏を乾煎りし剥くと、煎りが浅いと翡翠色を残します。こちらは松葉を通しにくいので、細い千枚通しを使います。
今年は蒸してパックされた銀杏が手に入ったので、開封し白だしに浸けてから、鋭い松葉を通しました。

この器に黒を盛りたい!が、始りでした(笑)。昆布巻を、と思ったのですが、平置きが映えない…。
周囲の和皿とは違う、高さが曲線をなす鉢の要素をもつ皿だから、それを活かさないと!と、気づきました。



中心に盛り付けを試した汁が残る写真で、失礼!(笑)
朱に、生き生きと魚を切り込む。魚が笑っているような晴れやかな気持ちになる。
沖縄、那覇の壷屋焼。金城次郎さんの工房から、お孫さんの作です。
これから、また何を盛ろうか? ワクワクする使い初めでした。


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