トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

カオスは続く

2009-07-25 | 勢子、雨毒に侵されて呻く

『ワンマンの祖父似て非なるワンのマン』

『釜茹での舌なき者の内輪もめ』

『票により存在職務は票集め』

『夏の陣見得切るだけの役者かな』   

                           Photo_8


未明に想う異国

2009-07-25 | 旅行記

『炙られし干物のごとき心地する上海の地は稀なる熱暑』

『赤銅に焼けた肌みせ身障の物乞う父子のたくましきかな』

『赤鬼に囲まれしと思えども西湖遊覧異国語を聴く』

『食べきれぬ円卓中華昼も夜も庶民は食べぬ健康体型』

『風化せし住居仰げば高層群瓦礫の中に生業があり』

『往来の雑踏呈す無秩序に民の息吹きも近隣もあり』

『地平まで連なる銀の雲海にラピュタの城で飛びしと思う』

『薄明のしじまに想うかの国は人も車も既に往来』

『洗浄の便器に思うこの国は飲水をもち肛門洗う』