トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

吟行「御苦の細道」  主宰:翁

2009-09-01 | 合混で闘作すれば

       * だめ男子住んで都の永田町       罵声

       * 永き紐さえずり足らず終わりなり     罵声   

       * 夏草や兵どもが棒と立ち         罵声    

       * 猿ひとを永田の人は惜しみける     罵声 

       * 静けさや達磨片目でセミの声       罵声

       * 越後屋の絹裂く悲鳴宗旨替え     疎閣

       * 秋風や白けの国にひと波乱      虚来

       * 今日からは永田のあるじ早く寝よ    一詐

       * 総選挙定め無き世の定めかな        砕覚

       * 目のうろこ山動きたり初組閣       粗動 

       * 悟空の毛散りてまたぞろ破竹かな    トロル

       * 名人も飲み疲れれば選句なし       酌婦

お客人 ☆江戸の世も孔子の世にも有りけりてこの世来の世に絶えぬ小人 狂蚊


日の本の撫子

2009-09-01 | 性向有毒の翁なれば

 『怠山は土を守らず樹を植えず山鳴りも無く地盤崩壊』

 『夏暑き出水は知らず震も無く戦後のつつみ蟻の一蹴り』

 『万里かな思えし長城明けぬれば万事窮すの急須の冷え茶』

 『おとめごの戦いすがし武士と紛う方無き病抱えて』 

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二百十日で

2009-09-01 | 合混で闘作すれば

 一新したかろ このまつりごと

  生権奪取は 民の夢 ハア コリャコリャ          弥生姐さん

 からす鳴く金なび側に銭持ちて今を企む傾城の嗣子    厭味王

 虚仮罠腫破壊は痔罠かげ政省               小話一詐