
カエルも何種類か生息しているが、子供の頃に普通に見かけたトノサマガエル、アカガエル、触るとイボができると言われた通称イボガエルなどは全く見かけなくなった。
姿はみせないがタゴガエルは結構生息していて、イビキのような鳴き声だけはよく聞くことが出来る。モリアオガエルはささやかながら水辺を整えたことで産卵もあり、当然子カエルもよくみかける。棚田にはカワセミが飛来するのだが、魚はいないからカエルでも獲っているのかもしれない。
川で鳴いていたカジカガエルはもう音もしなくなった。役にも立たない心配だったが「ツボカビ病」の発生は無かったようで少しホッとした。
早春、ヒキガエルの卵塊は大量にあったが子蛙はとんと見かけない。棚田に生息している大き目のおたまじゃくしは来春にカエルになるのだろうか。ヒキガエルの生態は知らないのだ。
カエルは蛇、イモリ、クモなどよりは親近感がわく生物と思っているが、実際に近づいてしげしげと見つめると可愛い動物ではある。その昔、そんな顔をした自動車があったっけ。三輪車だったか。小生は山林者だけど・・・・・。
体表面のデザインで触れたくないタイプもいるけれど、顔はおおむねユーモラスで屈託が無い。鳴き声を聴いているとストレスの無い人生?を送っているように思うのは考えすぎか。
水辺にしゃがんでカエルの写真を撮っていたら麦藁帽子のところで羽音がする。一瞬「スズメバチ!」とびっくりしたが羽音が鈍い。「ああ」と思い水面に映る姿を見ていたらシオカラトンボだった。トンボも可愛いですよ。トンボの止まった小父さんはもっと可愛い?!。(拍手)