トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

天高く猪肥ゆる

2009-09-13 | 小父のお隣さん

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 有害鳥獣駆除用の罠に猪がかかった。約80㎏前後だとのことだ。丸々と体の張りの良い体格だったが、この倍近い150㎏にもなる猪もはいかいしているとの話だった。

 牙は思っていたより外に露出していなかったが、参考に下顎の骨を拝見させてもらったところ、やはり大きくて鋭いものだった。

 いま周辺の栗の木は栗を落とし始めているが、猪の足跡と食べかすばかりで、日中に拾いに行ってもたいした拾い物は無い。

 それでも今日は「栗拾い第一陣」が親子7人で入ってきた。多少の手助けをして一人あたり一升くらいは拾っただろうか。子ども達の満足した顔が楽しい。 

 ついでだから試作中の「知恵の輪」を試験させてもらった。30分ほど熱中して3種類の内、一種類を解いた。本番ではどうなるやら・・・。

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カエルも可愛い

2009-09-13 | 小父のお隣さん

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 カエルも何種類か生息しているが、子供の頃に普通に見かけたトノサマガエル、アカガエル、触るとイボができると言われた通称イボガエルなどは全く見かけなくなった。

 姿はみせないがタゴガエルは結構生息していて、イビキのような鳴き声だけはよく聞くことが出来る。モリアオガエルはささやかながら水辺を整えたことで産卵もあり、当然子カエルもよくみかける。棚田にはカワセミが飛来するのだが、魚はいないからカエルでも獲っているのかもしれない。

 川で鳴いていたカジカガエルはもう音もしなくなった。役にも立たない心配だったが「ツボカビ病」の発生は無かったようで少しホッとした。

 早春、ヒキガエルの卵塊は大量にあったが子蛙はとんと見かけない。棚田に生息している大き目のおたまじゃくしは来春にカエルになるのだろうか。ヒキガエルの生態は知らないのだ。

 カエルは蛇、イモリ、クモなどよりは親近感がわく生物と思っているが、実際に近づいてしげしげと見つめると可愛い動物ではある。その昔、そんな顔をした自動車があったっけ。三輪車だったか。小生は山林者だけど・・・・・。

 体表面のデザインで触れたくないタイプもいるけれど、顔はおおむねユーモラスで屈託が無い。鳴き声を聴いているとストレスの無い人生?を送っているように思うのは考えすぎか。

 水辺にしゃがんでカエルの写真を撮っていたら麦藁帽子のところで羽音がする。一瞬「スズメバチ!」とびっくりしたが羽音が鈍い。「ああ」と思い水面に映る姿を見ていたらシオカラトンボだった。トンボも可愛いですよ。トンボの止まった小父さんはもっと可愛い?!。(拍手)

 


世代を託す世代

2009-09-13 | 小父のお隣さん

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 彼岸花が花穂を上げだした。イネ科の植物には幼いバッタがビッシリだ。

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これらの個体は成虫で越冬するのか越冬卵を産むのか、どちらかなんだろうが、現段階では幼児という感じがぴったりなのだ。でも成体より姿勢は凛としている。活力の差かあ。

 そのせいか食欲は旺盛で、食べるスピードは結構速いのだ。みんな宝石のように透き通るグリーンだ。体表面の細かい黒点がそばかすのようで「にんじん」だったか、そばかすの主人公を思い出した。

            『花すすきイナゴよそこは硬かろに』

            『すすきの刃イナゴひと噛み刃はこぼれ』