トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

三食ろくなものゴチ

2009-09-23 | 感じるままの回り道

 『柴栗も枯れて早落つこの秋は奥山の者ひもじかろうぞ』Sn3d0227

 『実り無きアケビの茂み見上げれば空点々と実のごとき色』

 『渋柿をカラス突いて落としけり枇杷も西瓜もおのれは仇』 

 『高鳴きのうるさき朝に何事と窓を開ければ今日も快晴』


ミドリヒョウモン

2009-09-23 | 小父のお隣さん

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 近くの畑にコスモスが咲いてきたが、黄花コスモスだけにミドリヒョウモンが群れていた。花色と似ているからカモフラージュそのものだ。蜜の美味しさが異なるのか蜜が多いためか知らないが壮観だった。ざっと数えても二十匹近くが集まっていたのだから。

 スズメガも飛来していたのだが花に止まってくれないから撮影が出来なかった。ホバリングしながら管を伸ばして次々と花を替えて行く。管は結構長くて体長ほどもあったように見えた。呼気が届く眼前の近距離で見ていると別世界だ。

 ところで見た目は綺麗なコスモスの株に訪れるのはセセリの仲間だけで少々寂しい。どちらも園芸種だが黄花コスモスのほうが野生に近いためだろうか。花の品種改良が進むと花粉も蜜も少なくなる、という話を読んだことがある。