トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

戦後支えて草の露

2009-09-05 | 勢子、雨毒に侵されて呻く

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『命さえ数値選別秋津島』

『汗の果て温清定省セルフなり』

『今むかし解語の花は造化添え』

『七五惨これより棄籍人でなし』

『長寿酷姥身捨てるに場所も無い』

 姥捨て山があったころは、芋や握りを携えて負ぶわれたから伴もいた。

末期高齢者萎凌制度だなんて、微にいり細に渡って丁寧に違いない。

優秀高潔な官僚官吏の賜物はゲームソフト制作のノリである。

山谷に高木は多々あるが時代の山に公僕が見えてこないのは何ともだ。

 かの介護保険制度も支援費制度も支援法も水様便のごとく通達が流れ出た。

後で知ったのだが、張本人たちはあの不始末だ。年金も同じ釜の中である。

度重なる独善の施策で福祉怠酷からは姥捨て山も無くなった。

 今回は「生権選択」できるのだろうか。「山の賑わい」が代わっただけなのだから。