トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ヒエー、大噴出 

2009-09-04 | 何よりの楽しみ

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 のっけから誤記だ。稗ではなく玄米だった。「ゲーン!MY失敗」とすれば明快だったか?!。要は「餓鬼道にも知性が必要」というのが今日の教訓でありました。

 電気ガマの玄米ご飯はいまひとつ納得のいく食感でなく、思い立って圧力釜で炊いてみた。作り方はネットで仕入れたのだが、これがまた千差万別で「勝手にせい!」といいたくなる内容のものまで並んでいる。

 その中の標準的な作り方で一回目「しっかりとお粥状、おこげ付き」、気を取り直して二回目レシピ「炊き上がりは良好、おこげ付き」と不満足のものだった。おこげは大好きだが炭化しかけているのは願い下げである。廃棄率が高くなるので宗旨替えをした。

 お粥に変更したのだが「内容量は圧力鍋の取り扱い説明書で確認」「火力、時間などはレシピで確認」と万全のリスクマネジメントのもと、開始したのはいいけれど・・・。

 タイマーが残り12分を示した時ワーーーーーー』とオネバが噴出してきた。それはもう大変なボリュームで壁とガス台がオネバで覆われてしまったのだった。

 とっさにやったのは「爆発する!」と思いつつガスを止めたのだった。この林床、いや臨床実習で、地震が来た時の安全性は保障されたと言えよう。

 このような時「お水をかけて冷やしましょう」なんて書いてあったノーテンキなブログも見たが認識不足も甚だしい。ランキングやレシピランキングに参加していただけに更に腹立たしい。

 失敗の原因は手間を省くため「2カップ」でやればいいのに3カップで炊いたことに尽きる。取説の上限値内だったが、豆類と同じ理解をすべきだったのである。「欲をかいたり骨惜しみはいけません」というカマド神の啓示でありました。粥はグットであります。謝謝。

 


街にも気配

2009-09-04 | 小父のお隣さん

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  街に出たついでに公園に立ち寄ってみた。既にフイールドより秋の気配が漂っていた。ヤブカラシと連なってカラスウリの葉が見えたが黄葉して目立っていた。正確に言えば黄変なのだろうが秋を連想させるに十分だった。

 ガマズミもムラサキシキブも色付いていて「秋だなあ」なんて台詞が頭の中を駆け巡る。ススキも穂を立ち上げていて、フイールドよりなんぼか早い。良く見たら園芸種のヤバネススキだった。

 白露にもならないのに街中で秋色に出会うとは予想外だった。山はまだ夏の風情が色濃い。昼前から時折ポツポツと雨粒が当たってくる空模様であったからフイールドを休んで正解だった。

 こんな日は空ばかり気にして安全作業には遠くなる。


関の汚水は永田を侵す

2009-09-04 | 小人閑居して憮然

Photo_3   『チルドレン賑わいだけの粃なり』

               『青猿が群れて荒れ田の白露かな』

               『これがまあ永田のチェンジ萎苗代』

               『及んでも饐えて駆け込む庁の蝶』

               『国難を託す先生萌えただけ』


尾羽苦労トンボ

2009-09-04 | 小父のお隣さん

『ツバクロは子ども等連れて葦の宿』

『窓襲う鈴ふる虫の一夜なり』

『明けたれど虫の音止まずセミ鳴かず』

『秋めきてボロ衣のヤンマふあと飛び』       

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   大型のトンボはくたびれてきた個体が見立つようになった。飛翔の姿も頼りなく、ようやく浮かんでいるかのように見える。

 産卵していても、息絶え絶えの風情で休み休み行っている。羽根も汚れて千切れがあったりするのだ。オイランソウの花に来ていたクロアゲハは、左の後羽が半分もなかった。

 孵化してから長く生存する昆虫ではないけれど、判っていても気分は秋になっていく。そんな中で霜の降りる頃にヤンマを見る事があったが、何時ごろ孵化したのだろうか。仲間は全くいないだろうし、自分一匹の世界に生きているのだから心中察して余りある。