トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

生姜の砂糖漬け

2016-01-05 | 何よりの楽しみ
 先月13日に生姜砂糖漬けを作ろうと指をスライスしてはや20日、「年の初めの試しとて…」とばかり再度挑戦した。と言えば何とも格好良く聞こえるが、実際は元日の平穏さに負け動いてしまったのが実態である。
 スライスした一部は冷凍庫で、残りは紙袋に包み野菜室に置いたのだがスライスしてみると変色し始めていたが、まあ、小生専用の一品であるから全く問題はなし。砂糖は白砂糖を使わず甜菜糖とキビ糖を使用してみた。黒砂糖で作ってみたかったのだが「焦げやすい」と知ったための妥協である。
 中火から弱火に落としつつ煮詰める事90分、冷えた時の固まり具合が想像できなかったが火を止めた。冷えるまで時々混ぜ返し固着を防ぎつつテレビの番をする。煮詰める途中に味見をしたのだが「筋っぽく硬い」印象で、市販品のような「しっとり感」が全く無かった。
 「失敗!?」の心持のまま翌朝口にしたら「まあ良いか…」の出来栄えで、市販品に比べれば色合いも見た目も雲泥の差であるが人様に提供する物でなく、寒い時期の保温水筒に入れる「即席生姜湯」用なのだから十分である。どころがこの風合い、どこかに似たものがあった。ステック状にすればしっとり感のある「かりんとう」なのだ。「生姜のしっとりかりんとう」、どこかで商品化してくれないものだろうか…。「芋けんぴ」があるのだから出来ないはずはない。
  材料を合わせる ➡  煮詰め ➡  右は市販品