トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

イソヒヨドリの害虫駆除!?

2019-05-06 | 小父のお隣さん
 我が家と裏通りの家二軒にイソヒヨドリが営巣している。会所有の自動カメラを遊ばせておくのももったいないから自宅の巣へカメラを設置しておこうと試みたもののどうしても自動撮影モードにならない。モニター画面にまではなるけれどその先へは進まず、取り付け角度を得るための工作とベルトを用意せねばならないので諦めた。

 それでも居間にいればカーテン越しにイソヒヨドリが目に付くしデスクに座れば巣に帰ってくる姿や音も自覚する。
 昼まで作業し自宅居間でくつろいでいた時に向かいの玄関屋根にイソヒヨドリのオスが下りた。ここまでは何の変哲もない何時もの光景だったのだが動きが怪しいのである。何と言うか腹ばいになって全身の羽毛を逆立てたのである。
 時間は午後3時頃だから気温は最高気温が出た頃で、そのうえ直射を受けているトタン屋根は熱いはず間違いないだろうし暑さ寒さに鈍感な小生でさえ指を触れた途端に「アチチッ!」となるのは必定。

 カーテンの隙間から覗き見をしていたが「これは撮影しなくては!」と慌ててカメラの鏡胴をカーテンの隙間に入れた。ガラス越しだし鮮明さは求むべくもないものの体勢はよくわかる姿を捉える事が出来た。
 実家では鶏を飼育していたし少年期にジュウシマツの飼育もしていて砂浴びや水浴びをするのは承知なものの、熱い瓦に身体や翼を密着させる行動などするとは思わなかった。羽毛に付いているダニなどの排除のためだろうかと思っているが真相は分からない。
 奥多摩に生息する珍しい鳥が切り株に巣を作った蟻に自分の身体を襲わせ寄生虫駆除をしているだろう・・・なんて映像を見た事があるけれど、鳥もなかなか「やるなー!」と言うより「苦労なこった」である。

 小生の行動を正確無比に表現すれば紛れもない「覗き」で「盗撮」でもあって、鳥にだって鳥権がありプライバシーの侵害かもしれないものの、ここは撮り権を優先してもらわねば小生の方が心外である。

              

出来ちゃったかもマリオネット「リトルミイ」11 (大団円?)

2019-05-06 | 何よりの楽しみ
 人形本体と操作盤が完成し、いよいよ糸で繋げる段階に到達した。釣り糸の長さの調節も必要なので操作盤を物干し竿に吊るして糸を取り付けた。摘まみ用に色付きの樹脂ボールを手芸店で購入してみたが目立ちすぎるから木製球で済ます。ほぼ千円札一枚が無駄になってしまったが試作品にロスは憑物?である。

 糸の全てを結び動かして分かる事もある。懸念していたのは頭部の重さで、通常、頭の制作では頭部はくり抜くのが常識。知らない訳ではなかったのだが骨惜しみした結果が差し障ってしまった。頭部が圧倒的に重いので顔を左右に向けようとすると胴体も遅れて同調する。傾げるのは問題ないが操作盤形式により左の親指で操作できるようになったというのに浅はかであった。

 脚の動きは問題なく片足はつまみを引き上げるだけ、両脚はレバーを左右に振れば歩行動作が出てくれる。
 全く機能しなかったのが腕の操作プランで肩関節の自由度を高め衣服の抵抗を減じないと前方向に動きが出ない。明確に無駄な加工で失敗だったものの、次に制作する事があれば頭部を軽くし手足の質量を高め関節は緩く自由度を高めたい。そうすれば腕を前方に出せる操作が成り立つ。あるいは操作盤の形式を腕木式などに変更すれば良いかも。

 吊り下げ動かして分かった事もある。操作木での操作で左右に傾けた場合片側が緩み片側が張る。これと同じように前後に傾けた場合も同じようになる。特に両脚が上がり、あるいは頭部がお辞儀に見えるのはやってみて分かった動きだ。まあ、原理原則は同じだから当たり前と言えば当たり前なものの「やってみて分かる事もある」が教訓。

 操作盤の糸固定    操作盤定位置    操作盤前上げ