トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

こうでなくっちゃ!

2022-04-06 | 感じるままの回り道
 原っぱ部のニホンタンポポが咲きそろってきたが満開にはもう少しだろう。視線とタンポポの間には風に乗ってきた桜吹雪が現れる。こういう景観や環境を直視したくて選択的刈り払いなどの必要と思われる手立てをこうじて来た結果ではあるものの植栽したクヌギなどの高木も大きくなってからは以前の様な「黄色い絨毯」と言いたくなるような景観にはならなくなった。それでも低草地として維持管理してきた原っぱ部は惚れ惚れするのだ。

  

 しかし突然として洋種園芸種が植え付けられるハプニングと言うより晴天の霹靂なのではあるもののこれには言葉も無い。野草や在来種を混成して里山の環境を具現化しようとしている事に水差す行為と思うけれど「綺麗でしょう!」の感覚には太刀打ちできない小生なのだった。生まれも育ちも南魚沼の雅であればあるほど非力であるのだ。

 まあ、かろうじて保っているエリアもあるのが実態だが、いつまでも維持管理出来る訳もなく争ってもしょうもないのだ。全くの別件になるが今日現在、街の空にツバメの姿を見ていない。経験則からでは三月末には飛来しているのだが、近所の家には巣作りする数も減っていることから「衰退」と言う事なのだろう。

**今日の都々逸

2022-04-06 | 感じるままの回り道
           狂気通すに道理はいらぬ
                  詭弁強弁方便界 ハアゴリゴリ

バンビーノ草紙

2022-04-06 | 感じるままの回り道
 三月某日、90リットルの袋に粉砕落ち葉を詰め込んで5袋を2回に分けて畑に運んだ。耕起し畝立てした間に施してきたのだがまだ何回かは運ばないと量が不足だ。とりあえず落ち葉を運べるだけ運び施しておけば土の改良に寄与するはずだ。落ち葉を入れ込んで伐採した丸太材で耕土の流出を防ぐ土留めまで設えれば小生の当座の役割は済むのだが何時になるやら見当もつかない。

    

 落ち葉を敷いただけでは時間が余った。そこで林内から腐植土を運んでハーブの畝と定植部に敷いてみた。これはこれで役に立つ自然由来の有機物だが、腐植質を搔き集めていた地上部にワサビの葉の様な植物が群生しているし、隣はムラサキハナナが群生していた。ムラサキハナナは小生は好きな1年草でもあるけれど繁殖力旺盛の外来植物でもあるのでフイールドには持ち込めない。

 一方、ワサビの葉っぱみたいな植物は「シラユキゲシ」だった。小生がまだ若いみぎり通販のカタログに載っていて「欲しかった植物」でもあって「ラッキー!」と思ったものの性質を調べてみると丈夫で繁殖力旺盛な植物だった。これも「綺麗だから、好きだから」と安易に導入できそうもない。自宅の影になる範囲に植えても大丈夫な性質の様だけれど「席巻」間違いなしの植物だから、せめて深鉢で楽しむしかなさそう。で、一鉢分掘り取ってきた。
 まあ、開花を見られれば熱も冷めようというもので行列の出来る場所には興味関心はないものの忘れられたようなところには意外な掘り出し物があるものだ。