トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

台風前の漏水孔潰し

2022-09-18 | 水辺環境の保全
 台風14号の直撃コースか北東象限に当地が入る可能性が高まった。これはウカウカしてはおれない。自宅周りの始末もそうだけれどフイールドで始末しておかねばならないのが2項目あった。1点は送水管のバルブを閉じて送水を遮断しておく事。これは降雨出水に伴う砂泥の流入で送水管の詰まりを防ぐための処置で、今までに行った事が無いものの送水を続けていれば砂泥の流入は防げないのである。9月の定例会はこの対応で事実上不参加で栗拾いや草刈りをしている場合では無かった。もう1点の放水路の漏水孔、大きいものは2カ所で草刈りを行い水路を点検すると親指程度の漏水孔も幾つも現れていた。
                    冒頭の分水路写真の二カ所

 結局はバルブの閉鎖より優先するべき事項は棚田部の横に設えた沈泥池とそこからの放水路の補修だ。先日の見回り時に大きな漏水孔、と言うより泥水池1の除草時に放水路あたりからの漏水と思われるトンネルを発見したからで、上の棚に上がり点検し確認できた孔である。まあ、孔と言うより穴と言った方が適切な大きな空洞が地下にあった。大人一人は楽に押し込める空間で潰すしかない作業であるが「埋土をどこから調達しようか⁉」が真っ先に思い浮かぶ。

 とりあえず漏水孔を漏水口から崩しつつ穴を辿ったらくだんの空洞に行き当たった訳で、まずは空洞上部を崩して穴の底に落し胴突きで突き固める。空洞部の上部を崩すと座布団大になったが横の奥行きは更にスコップがはいるほど深い。そこまですべて潰す労力は持っていないから横穴の部分は土嚢を押し込んで応急処置である。
 座布団1枚大の縦穴に上の池畔の浚渫土を一輪車で6杯運んで埋め戻し終了。当然、一杯毎に胴突きで突き固めを行うけれど有機質の多い浚渫土なので締め固めきれない。要はフカフカなのである。有機物の入らない山土を入れ込めば最適なのであることは理解していても採土する場所は更に先になるから、ここは埋め戻しを優先した。午後にでも台風の予兆の雨脚が来る予報もあったからだ。
               ➡  ➡ 

 もう一カ所の漏水孔は視認した段階では地下1mまで直行していて広がっている感じであったが、ここはスコップで切り下げて粉砕し胴突きで鎮圧して誤魔化した。台風の襲来直前にもたもた作業は禁忌である。長雨で出水が続けば漏水トンネルは大きく侵食されて地盤構造の崩落にも至りかねない。越流も堤を流出させ大きな被害につながる。とにもかくにも姑息な手打ちであっても行っておけば多少は被害を遠ざけられようというものだ。
 小生、この歳になっては流失や崩壊した法面の復旧作業には身体がついていかないだろう。その前に骨身に滲みても崩壊を防ぐ手立てだけは何事にも先んじて行っておく必要があるのだ。

 大きい漏水孔二カ所はスコップと胴突きで、親指程度の孔はスコップで刺し崩し踵で踏み固めて応急手当が終わる。沈泥部の泥浚いも施し台風の出水に備える事が出来た。

         

                  御漏孔忘れた頃にin 漏だ

                  漏水は年中行事の水商売  てもさってもそじゃないか てもそじゃないかあ

危機一髪だった!

2022-09-18 | 今日は真面目に
 この日の水見回りでトンボ池内のミソハギの中に丸い物体が見えた。何だろうと思い老眼乱視遠近両用メガネを通して凝視したらそれは直径15cmにもなるハチの巣で外殻には多くのハチが蠢いていたのだ。
 この時点では堤の上だし距離も3m弱はあったから危険な感じは無かったのだが背筋が冷える思いだった。それと言うのも二日前に池の中のウシノヒタイやカサスゲの抜去を行ったばかりで、ハチの巣があるミソハギの株はそのまま残したのだが周辺に繁茂していたウシノヒタイは四本鍬で引き寄せ引き上げている。ハチの巣のある株の周囲を眺めれば距離にして80cm程度のところまで鍬の跡がある。ホントに危ないところだったのだ。

 仮に蜂を興奮させ攻撃態勢に入らせてしまえば両足は長靴で泥中にある。作業中だって一歩一歩長靴を抜き損じない様に歩かねばならない泥中歩行だ。ここで襲われれば長靴などスッポ抜け泥足で逃げる事になっただろうし何カ所も刺された可能性は否定できない。
 思うにウシノヒタイが周囲にはびこっていたにもかかわらずハチの巣のあるミソハギには抜去の動きが伝わらなかったとしか言いようがない。ラッキーもラッキーで神仏、アッラー、シバ神や太陽神のお蔭であった。
 ちなみに冒頭写真では左側上部の黒く影になっている所にミソハギの株があり巣があるのだ。その右側、日が当たり濁りのある水面が除草した部分で先端と蜂の間は襲われてもおかしくない距離で、向こう側からも除草して迫っている。種はアシナガバチではないのは巣の形と蜂の体色からもうかがわれるが確認する気力もない。クワバラクワバラ。