鼠の額程度の我が庭が今期はムラサキカタバミとウマノスズクサが突出して増えてしまった。外来種でないカタバミはムラサキシジミの食草になるので除草はしないままにしておいたのだけれどムラサキカタバミはその体格も大きく繁殖力も旺盛の様で瞬く間にコロニー状に金時草とミニトマトを植えた周辺を覆っている。ムラサキシジミは飛翔しているのだが産卵対称の草本になるのかどうか小生は知らないのだが、食草とならなければ抜き取りしようかどうかと花を愛でながら妄想中なのである。図鑑を開くと鑑賞用に導入されたとあって、なるほどまとまれば綺麗に見える。
写真では見つけにくいけれどウマノスズクサも繁茂中で今期は三頭のお菊虫を輩出した。写真は別ページでアップしたがウマノスズクサは地下茎で増える事を知らず奇妙な花姿を鑑賞したくて1本植えたのが、それが今では何十本になるかどうか数えたくも無い。しかしながら昨年度からジャコウアゲハの飛来が極端に減り、今では抜きとらないのであっちこっちで開花してくれる手太楽、これは少々迷惑気味でもある。食草として消費されていた時期はほぼ繁茂出来ずシーズン中に数回は地際まで食い尽くされていたのだ。今では久しき昔のように外壁にXmasの装飾みたいな越冬幼虫満艦飾が欲しい。