水域の泥浚いも積み上がった泥土で作業し難くなった。その上、草本の活発な繁茂もあって時期を失しての泥浚いは泥上げ場所にも難渋する。泥水池1も御多分に漏れず水際のフジバカマやミソハギが邪魔になって泥上げがスムーズに行えない。それでも泥浚い出来る部分の泥を上げておく事が環境の保全になるので植生を避け避け泥上げした。
池の全周は不可能なので半分は水域内に丸太の囲いを置いてその中に泥土を貯める。水が抜けてスコップで掘り取れる状態になってから搬出する事にした。この池はこの方法もとらないと泥浚いが難しくなってきたのである。一輪車まではスコップに土を盛って法面を上がらなければならなくなって、これはこれでスリップ多発の作業になるのだが致し方なし。我が身は痛し肩あり、膝腰痛くなる作業だ。まあ、涼しくなってからの作業にする。
写真右上から垂れ下がっているヤナギの枝にモリアオガエルの卵塊が見えるが、これとは別に水域内のミソハギの中ほど水面から30cmほどのところにも産卵していた。右側の法面の下部、カサスゲにも卵塊が三つほど確認出来ていて「周囲に適当な樹木を配置しているにも関わらず何で・・・」てなもんや三度笠の疑問が絶えない。横着な習性種が増えたのかはたまた異常気象の結果なのか、これで孤爺は今夜も眠れないで自宅の水域に度々作業に訪れるだろうて。まあ、日本男子人生の倣いとは言え辛抱辛抱身砲だい。