トンボ池の葦が再成長している。既に1mを越えて来たし、ある意味「抜き頃」なので見回りついでに池に立ち入ったのだが、その刺激で池内の植生の数カ所からイトトンボが飛び立ち近くに止まった。羽化してまだ間もない個体たちで飛翔力も弱いままの止むを得ずの初飛行だろう。まあ、小生が初飛行を押しつけた格好になったのだがさーて、種類は何だ⁉・・・。
フイールドで観測されたイトトンボ類は今現在飛翔中はクロイトトンボ、キイトトンボ。アサヒナカワトンボ、アジアイトトンボであるが過去1回だけオツネントンボを撮影している。今期の様子はアサヒナカワトンボが激減して数が出ない。環境要因なのかどうか不明だけれどテネラル状態のイトトンボはそれだけで種類の判定が難しくなる。撮影してみても実物を指さしても唯一頼りのS先生も「僕はイトトンボの事は判りません」と言われてしまうのは合点承知の助なのでさーて、このテネラルは何だろう。少ないアサヒナカワトンボだと良いけど。