トンボ池と泥水地の畦に刈り払ったままになっている刈り草を集草、場外に運び出した。
刈り払った草は乾燥して藁色になっているが猪は荒らしてはいない。三日前に掬い上げたトンボ池のシャジクモは枯れてはいなかったが、既に猪が掘り返している。
ミミズが集まる状況ではないし、集中的に狙った理由も判らないけれど、水際線を荒らされてしまった。これ以上の被害は御免こうむりたいからガーデンレーキで集草し、フォークで一輪車に積み上げ場外へ搬出する。
枯草の下には大きなシマミミズやコオロギが生息していたから、丹念に探せば猪も腹の足しになるのだろう。放置期間が長かった枯草の下はモグラかネズミによるトンネルが多数出てくる。畦や堤に刈り草を放置すれは地上部と地中部両方から痛めつけられる。