トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

Iロープを作る

2025-03-05 | 今日は真面目に

 先般、水源地河床整備のために必要な丸太材を調達するのに立ち枯れ木の伐採を行ったのだが重心方向のお約束で掛かり木になってしまった。牽引器が用意出来ていないので結局はそのままの状態で撤退したのだがようやく貸し出していた牽引器が戻ってきたから地上に落とす作業を行える事になる。牽引器のワイヤーロープは10mしかなく沢対岸の立ち木に支点を取れない。そこでクレモナロープを使う事にしたのだが片側に輪が無く解けたままであった。

 そこで補助ロープを使えるようにするには両端に輪を作らなばならず自宅に持ち帰り「雨の日の手慰みに」さっそく編みこんだのである。森作り作業を始めた当時、自力で牽引するための短いIロープは編み込んだ事があるのだが二昔も前の事で編み込み方のABCなど薄れた記憶になっている。どこかに編み方のプリントはあるはずだしネットで探せばすぐにヒットするだろうがうろ覚えのまま編み込んでみた。

 編み込みに廻り方が右だったか左だったかまあ、ロープの撚り目に添って編み込めば良いだけの作業だけれどまだら痴呆・時々ショートの回路では解は適わず、それでも使えれば良いのだと得心して出来上がり。撚り目を眺めれば不自然さは一目瞭然、であるけれど使えれば良いのだととりあえず完成としたのだ。作ってはみたものの災の河原の砂礫掘りはようやく取水堰上端面に到達したばかりで、取水升の在るべき位置は確定できたのだが掘り当ててはおらず、ロープを使う日は予定が立たない先送りになってしまった。でもまあ、「備えあれば憂い無し」で「早苗あれば田植えあり」であるわい。

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