トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

だからカゲロウか…

2015-08-22 | 小父のお隣さん
 たまに見かけるだけだが「なんでこんなところで…」と思ってしまうカゲロウの羽化。場所は二階の網戸なのだ。幼虫時代は水生生物のはずだろうに、どこで孵化して幼虫時代を過ごしたのか謎である。実態が不明だから「カゲロウ」と呼ぶ訳ではないくらい承知しているけれど、何とも不思議である。
 少年時代、電球の笠に「うどんげの華」と言っていたクサカゲロウの卵をよく見かけたが、電球に笠もなくなり室内に進入できなくなった住宅事情では、どこで産卵するのだろうか。写真のようなカゲロウ、少年時代は大発生していて、これを餌にハヤやヤマメを釣ったものだ。少しだけ郷愁を感じる昆虫でもある。
 そんな時代は時の彼方で夢幻みたいな陽炎になってしまった…。

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