「まずは貝より始めよ!」はタナゴ繁殖の鉄則であり王道で間違いないだろうが「まずは粉より始めよ」も粉モン作りの王道であろう。まあ、市販の粉を使ったところで間違いはないし用途に合った粉を購入できる便利さはあるにしてもこと「成分配合」の妙は得られるはずも無い。
S先生から譲られた挽臼が使えるようになって郷里の玄米を使っての用途が増し退屈しのぎにもなったものの性根が悪乗りし易い事や執着し易い性向などから、ついついエスカレートしてしまう。小麦粉や玄米粉、栗粉などで幾つかのスイーツを作ってみたものの、あまりにも大量の砂糖や油脂を使うのに辟易し、それらを省いてつまめる食品は無いかと思案したら「クラッカー」に行きついたのだ。
伝統的な「おせんべい」や「おかき」でも良いのだがそこはそこ、生まれも育ちも雅な小生は庶民的な食品は口にはしないのである。強いて言わずとも鶴田浩二似の小生には「おせんべい」や「おかき」を食べる姿は似つかわしくなく、ここはやはり洋風のスイーツが相応しい。
特に小指を立てながら口に運ぶ姿を想像すると我ながら恍惚として来る。まあ、そんな事するまでも無く既に硬骨漢、いいえ、恍惚感満載の「恍惚の人」に近い小生なのだ。
さて本題の材料「粉」であるが、既に消費期限の切れた「もち麦」300gと雑穀30gがある。これに玄米を混合し製粉、これで「クラッカー」を作ってみる算段なのである。クラッカーなら日持ちも良いだろうし、何より小麦粉だけでない食物繊維の多いもち麦や健康成分の多彩な雑穀を混ぜた粉で作るクラッカーなら主食替わりにもなろうと言うものである。
そう考えて製粉する機会を窺っていたのだがこの日、夜間は降雨で早朝には晴れ渡った秋空、しかしフイールドは濡れていて「スリップ注意」の状況だったから行くのは断念し朝食後から2時間かけて600gの曳臼製粉を行った。縁台で製粉していたのだが直射日光が当たる。秋深しと言えど日中は30℃近い予報だし暑い事暑い事、汗が滴り落ちてくる陽気であった。
最初は雑穀を製粉、黒豆なども入っているので大きい粒はハンマーで潰して挽臼にかけた。こうしないと小さい粒子は粉になれず排出されてしまう。それでも粒子の粗いのが多かったから一旦はふるいにかけて残った粒子を再度挽いた。
「もち麦」も玄米を挽く時と感触が異なる。「摺り潰れない」感触があるのだ。ゴロゴロと上臼が軽く回るようでは製粉は旨く行っていない。これも一旦は篩って再度挽いた。玄米は既に何回も挽いたから感触は理解してきたものの、汗だくの製粉になった。出来上がった粉はペットボトルで保存。これで準備万端いつでもOKである。
雨々降れ降れ爺さんが粉モンやりたし首長し・・・。
材料を用意 ➡ 製粉終了
S先生から譲られた挽臼が使えるようになって郷里の玄米を使っての用途が増し退屈しのぎにもなったものの性根が悪乗りし易い事や執着し易い性向などから、ついついエスカレートしてしまう。小麦粉や玄米粉、栗粉などで幾つかのスイーツを作ってみたものの、あまりにも大量の砂糖や油脂を使うのに辟易し、それらを省いてつまめる食品は無いかと思案したら「クラッカー」に行きついたのだ。
伝統的な「おせんべい」や「おかき」でも良いのだがそこはそこ、生まれも育ちも雅な小生は庶民的な食品は口にはしないのである。強いて言わずとも鶴田浩二似の小生には「おせんべい」や「おかき」を食べる姿は似つかわしくなく、ここはやはり洋風のスイーツが相応しい。
特に小指を立てながら口に運ぶ姿を想像すると我ながら恍惚として来る。まあ、そんな事するまでも無く既に硬骨漢、いいえ、恍惚感満載の「恍惚の人」に近い小生なのだ。
さて本題の材料「粉」であるが、既に消費期限の切れた「もち麦」300gと雑穀30gがある。これに玄米を混合し製粉、これで「クラッカー」を作ってみる算段なのである。クラッカーなら日持ちも良いだろうし、何より小麦粉だけでない食物繊維の多いもち麦や健康成分の多彩な雑穀を混ぜた粉で作るクラッカーなら主食替わりにもなろうと言うものである。
そう考えて製粉する機会を窺っていたのだがこの日、夜間は降雨で早朝には晴れ渡った秋空、しかしフイールドは濡れていて「スリップ注意」の状況だったから行くのは断念し朝食後から2時間かけて600gの曳臼製粉を行った。縁台で製粉していたのだが直射日光が当たる。秋深しと言えど日中は30℃近い予報だし暑い事暑い事、汗が滴り落ちてくる陽気であった。
最初は雑穀を製粉、黒豆なども入っているので大きい粒はハンマーで潰して挽臼にかけた。こうしないと小さい粒子は粉になれず排出されてしまう。それでも粒子の粗いのが多かったから一旦はふるいにかけて残った粒子を再度挽いた。
「もち麦」も玄米を挽く時と感触が異なる。「摺り潰れない」感触があるのだ。ゴロゴロと上臼が軽く回るようでは製粉は旨く行っていない。これも一旦は篩って再度挽いた。玄米は既に何回も挽いたから感触は理解してきたものの、汗だくの製粉になった。出来上がった粉はペットボトルで保存。これで準備万端いつでもOKである。
雨々降れ降れ爺さんが粉モンやりたし首長し・・・。
材料を用意 ➡ 製粉終了