本日も晴天なり、本日も砂礫掘りなり。降雨前の先日の話になるが孤爺の0.1馬力未満の出力では小型重機の出番でもある砂礫掘りなど進展の仕様も無いのだった。水域の枯渇は目前だし、降雨が長く途絶えている状況では伏流水頼みの取水でしかない現状で排砂バルブを開けて管内の砂泥と共に水まで放出してしまうとどんな事態に見舞われるのか想像もできない。吐水口からエンジンポンプで引く事も考慮したものの、ポンプ購入直後に試した結果は陰圧で空気抜き弁から空気の流入があって排砂作用には繋がらなかった記憶がある。やはり取水升の排砂清掃管理が出来るようにし、エンジンポンプで強制排砂するようにしない限りは根本解決に繋がらないだろう。
そこで日々災の河原の砂礫掘りに苦心しておるものの遅々として進まん。取水升は子宮体、送水管は臍の緒、その水は羊水に例えられようが、羊水が枯渇すれば生命は失われてしまう。当然、水域のお手入れ孤爺としては哺乳瓶での哺乳も不可能になるのだ。てなもんや三度笠で、この日は砂礫の崩れを防ぐために更に途中に丸太材を1本埋めた。掘り除く砂礫量を少なくしたいばっかりに傾斜角を上げたのだが結果として丸太材を増やさないと取水升までの傾斜が取れないのが判明して、掘り取りの障害になる水流を逸らし排水路を新たに設けるなど派生する諸々の必要雑事も増える勘定になるので進捗度はサッパリなのだ。その上、連日作業だと体力が持たない気もするから一日置き位の作業日設定にせねばなるまい、なんて妄想するから更に遅くなる。願わくば一雨来さえすれば一か八かの排砂バルブ開放が出来やすいものの、結果プラスの見通しが出来難くまあ、早い話が我が人生、日々耄碌中だわなあ。