気温が下がってくるとトンボたちも温かい場所を選んで止まるようになる。静止状態に近い人体ならほぼ恐れずに翅を休め、ついでに日向ぼっこしていくのであった。この日もトンボ池傍でヒキガエルの下半身の無い姿に集まっていたら赤とんぼが止まったのである。小生は「マユタテアカネ」と思ったのだがS先生は即座に「リスアカネです」と訂正してくれた。小生の判断は「リスアカネの出現頻度は低いしマユタテアカネだって翅端斑があるタイプもあるから…」とまあ、真面目に分析すれば非科学的この上も無い分析なのである。敢て言うまでもない蛇足だが本ブログのいかなる部分も文責は孤爺にあるのだ。
さてS先生曰く「似た様でもリスアカネの方が大きい」とおっしゃるから周囲のアカトンボと比較すればなるほど明確に体長の差がある。端的に言うなれば体長の違いが認識されていなかったと言えるけれど、そもそも同じ種でも変異がある事も多いから俄か昆虫博士にでもなれない小生なのであって、そうなんです「でも、しか」も無理な孤爺なんです…。で、立冬お見舞い申し上げます。