トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今年も営巣した

2018-04-25 | 小父のお隣さん
 オス   メス    
 玄関の小屋根の雨樋とそれを隠す化粧カバーの隙間に今年もイソヒヨドリが雛を育てている。家の出入り時、下から巣材の詰まっているのが見え、冬の間に掃除をしておこうと思いつつ果たせなかった。今季の営巣は新しい巣材を詰めたのか古いままの活用か知る由もないもののセッセセッセと餌を運び入れている。場所が場所だけにきっと狭小なマイホームに違いない。

 昨季は覗き穴を開け窓枠に収まる箱を取り付け「出っ歯の亀さん」をしていたものの今期は興味が薄れ、飛翔の影に気付いて「やってる、やってる」てなもんや三度笠である。
 ツバメが営巣してくれる事は相手の判断なので巣台を設置したものの諦めている。軒下の屋根下地板の間に垂木の厚さの隙間を設え雀の巣箱にしようと言う妄想も今だ未着手で、これはカメラ内蔵にしてパソコンでライブを楽しみたいと思っての事なのだが秋葉原まで出向く機会も無く頓挫中…。

 イソヒヨドリの高い鳴き声は知られているけれど、隣家で鳴いていても我が家の屋根では決して鳴かない。子ども時代、実家の土間にツバメの巣が大人なら手が届く位置にあったから判るのだけれど、親が飛来すると雛は大口を開き一斉に鳴く。

 ところがイソヒヨドリの雛の鳴き声は全く聞く事が無い。机を置いている窓の下が玄関小屋根で巣までの距離は1mあまりなのにである。写真をみて分かる様にメスは本当に地味で普段は気が付く事もない小生である。まあ、ジョウビタキもオスだけしか目に留まらないから、そんなもんなのだろう。
 しかし不思議な事にホモサピエンスはメスが目に留まり易く、曰く不可解だ…。

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