師走に入ればどこかで落ち葉掻きをせねばなるまい。とは言え11月中頃より右肩が痛くて腕を上げるのが苦痛だ。こんな状態で斜面の落ち葉掻きは厳しいだろう。でもそれはともかく昨年度の落ち葉堆肥を片付ける必要があるのだが、今期は熟成を待って運び出す前に盗難に遭ってしまった。どこの誰だか知らないけれど颯のように現れて颯のように去っていく窃盗仮面は誰でしょう、窃盗仮面は誰でしょう、とうたいたくなるほどフイールドには盗人や盗掘者が横行する。中には盗人はしないまでも特定外来種を謹呈していく輩も居て血圧は下がらない。
さて本題からそれたのだが、すっかり減ってしまった昨季の腐葉土を堆肥袋二袋に搔き集め持ち帰った。庭で採種用に育てているヤマユリとササユリの床に入れるためである。この二種、管理を容易にするためにプランターと大鉢に植え込んで土に埋めたのは昨春だったけれど、今夏の猛暑酷暑で管理が行き届かず衰退気味になった。そこで植え替えの季節になったのを見計らいまた元の庭の一画に降ろす事にしたのだ。鉢ごと土に埋めていても地植えより水やりの面倒が必要で、やはり野に置け野の花は…なんだろうがフイールドに戻せばほどなく盗掘されるのがお約束だ。