トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

「わーっ King!」 Holiday

2017-04-24 | 遊び子は
 フイールドを活動拠点にしている母子グループは、この時期オタマジャクシが興味の中心で、水辺を一通り堪能するとタンポポ満開の原っぱ部でおチビちゃんを遊ばせるのが常である。
 この日、小生がクロスジギンヤンマの羽化体を撮影しているところに回ってきた。存在は秘密にしておきたいのだが拡散はしないだろうから「秘密だけど…」と羽化体を教えた。子どもより母親の方が感激していて、子どもそっちのけでスマホを突きだしている。
 そのうちにおチビちゃんがむずかりだして「ミルクの時間だから…」とか言いつつ二組の母子が授乳を始めてしまった。

 困るのは小生で目のやり場に困る。話をするにそっぽ向きも意識し過ぎかと普通に話を続ければ、目が合っても全く動じる様子も無く、まあ、小生の人生において動きながら授乳をしていた記憶は無く、古来、動じないものなのだろう。母は強しである。
 保育園、幼稚園の兄ちゃんや姉ちゃん用に抜け殻を渡したが、これにも感動している。初めての事はすごいのだろう。「すごーい!」がハモっている。まあ、おおむねママ達の「すごーい!」はハモるのである。

 小生が羽化体を撮影している間にシュレーゲルアオガエルの卵塊を教え、これも初めての様で大騒ぎして去った。小生は巡回の一環だったから台地のタンポポとススキの様子を見に行ったら1mを超えるシマヘビが居る。
 これは早速観察させねばと捕獲し丸太の滑り台で遊ぶグループに持っていった。「危なくないからさわってごらん」と安全安心を強調しつつ母親とおチビちゃんに触れさせる。
 大丈夫そうなので握り方を教えママさんに渡した。意外とすんなり握って、あとは大盛り上がり。もう小生はお邪魔虫なので「顔は写さないから使わせて!」と一枚ゲットが上の写真だ。

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