トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ケータイの携帯

2022-08-31 | 感じるままの回り道
 ガラケーにしろスマホにしろ持ち歩いていても着信がある訳で無し発信もする事も要せず、単なる携行品でしかないものの歳を考慮すると緊急通話用には意義がある。そこで外出時フイールドだけは持参するのだが概ね電源は入ってはおらず時計代わりに使うだけなのだった。
 ガラケー時代はサイズが小さかったから胸ポケットに収まったもののスマホサイズになるとそうはいかなくなった。胸ポケットでは浅すぎるしズボンのポケットでは携行感が悪い。特に夏場の上着は薄いTシャツ風になるからポケットを付けると服装が歪む。そこで腰ベルトにケースを取り付けて作業するのだが、水筒、蚊取り線香、カメラ、スマホとぶら下げると結構なボリュームになって腰回りが煩いのだった。

 8月と言うのに猛暑もあれば雨降りお憑きさんありで姥捨て山へのお出かけも渋い。そこで夏場だけの急場しのぎに肩掛けタイプのスマホケースを作ってみた。腰ベルトに付けていたスマホケースはペットボトル用のケースが丁度良いサイズだったし衝撃も多少は緩和されるスポンジ生地なのでそのまま流用する算段であったけれど、たまたま買え替えて廃用としたシェーバーのケースが丁度良いサイズだったから紐を取り付けて肩掛け式に作ってみたのだ。

 肩掛け紐は手芸店で綿ベルトを購入して使う心算でいたものの文具売り場に首掛け名札用の細ベルトがあったからそれを流用した。このベルトの両端にはスナッチがついているから接続するのに小さい金属環を縫い付けようと思ったものの、たまたま裁縫箱に入っていた登山靴の紐をスナッチを掛ける部品にしたらうまくいったのだ。金属部品よりすべてが繊維製品の方が脇に当たっても危なくない。
 これで腰ベルトの装着品がひとつ減ったから少しは軽快感が出ようというものだが既に盛夏は過ぎかけて九月中盤くらいからは半袖の作業シャツに切り替えられるから肩掛け式の出番は一カ月というところか・・・。

 使えるシェーバーケースを捨てずにリサイクルした事になろうが、肩掛け式で使いたかったのかはてまた作ってみる事に興味があったのかどうかは自分でもとんと分からず仕舞い。まあ、高齢世代ゆえボケーッとしていればボケるのは自明の理であって介護予防の一方途と思えば納得感がある。そう爺我自賛、自ら褒めて伸びる高齢者なのだった。
 しかし出来上がりに試しに使ってみた。この日は前かがみでチェーンソーだったためか脇にぶら下げても前に移動してブラブラと煩わしかった。前かがみの作業でなく立ち作業、刈り払いなどではこのような事は無いだろうからまあ、TPOと言うところであろうか。

     
 

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