活動のまとめとして冊子を作っていたのだがその最終項「環境健全度評価表」を姥捨て山だけでなく県内の有名類似フイールドと比較したくなって三カ所分の並列併記で違いを明白に読み取れるように表を改ざんしてみた。原表は横浜市だったか東京都だったか、ネットに出していた物なのだけれど、今回確認のために探してみたものの見つける事が出来なかった。まあ、いつまでもあると思うな金と資料、と言う処であろう。
わが姥捨て山に比べれば比較に上げた二カ所は横綱格で姥捨て山は付け出しに過ぎないので「比較にならない」とも言えるけれど「大男、総身に知恵が廻りかね」なんて諺もある訳だからこの際、大小の違いでなく質の違いを比較したいのであった。とは言えネット上を探しても参考になる資料は皆無で、思案したあげくS先生にお願いしてみたのだった。S先生なら資料を持ち合わせてはいなくても二カ所の実態は把握しているはずなので「学術的にはならないけれど大掴みしたいので」と図々しくも表の記入をお願いしてしまった。
とりあえず現在の記入状況は姥捨て山フイールドだけだけれど、更に二カ所が追加され数的処理出来れば視覚的にも特徴が見えて来るだろうと期待している。三カ所を回ってみれば大まかな違いは歴然としているのは素人の小生でも常識程度の理解は出来ているけれど、それを資料によって裏付けしたいと言うのが今回の改変である。こういう作業や発表は本来は行政の仕事だと思うし、こういう比較資料も既に開示されているべきだと思うけれど現実はそこまで到達していない。現段階では素人の手慰みなのである。
下の小さな写真の左側が姥捨て山だけの表で右側が三カ所併記出来るように構成した表である。大きな写真は三カ所併記比較できる表の最終頁のグラフで、理に適っているかどうか判断しきれないものの各段階ごとの充足率と各フイールドでの各々の段階の構成率で構成してある。これだけでも完成すれば各々のフイールドの特徴や違いが判るはずで、それに伴い自然保護の対応も評価できるはずだと孤爺は妄想するのだが、はてさて耄碌のせいで終わるか妄想でしかないのか完成が待たれる。何はともあれ爺我自賛は幸せな事であって更に「楽しみに待つ」事が出来ると言う事は少年金高齢者にとっては何物にも代えがたい。
さて下段の帯グラフは食物連鎖のピラミッド構造に倣ってピラミッド型で表したかったのだけれどエクセルで表記したページ内に組み込む方法が判らず帯グラフになっている。これがピラミッド型なら食物連鎖の構造が視覚的にも見やすいと思ってそのシート内であたふたしたけれど無理で「貼り付ければ可能か⁉」と思ったものの試行せず、まあ学が足りないのは手の打ちようもなく肩が痛いのはどうしようもない。