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今回の芳香蒸留水は滴下しつつ溜まる水面に精油があるのが明白で、前回の夏みかんの皮だけの時より多く出ている。果肉を入れたせいなのかどうかは定かではないものの、それでも精油だけ取り出せる量ではない。まあ「芳香蒸留水」として使うだけの、もっと正確にいうなれば「採り出して満足」なのであって、使い道はあまり関心事にはならない小生である。製作するのが楽しい、だけなのかもしれない。
400㏄採取した「芳香蒸留水」は仲立ちした人、圧力鍋を提供してくれた二人、都合3人に試供品として渡した。足を洗うのに使うか入浴剤として使うか、どちらにしてもそんなもんだろう。
蒸留鍋3台目にしてようやく蒸留器の完成をみたと宣言してよかろう。ヨモギ、ヒノキ、サンショウ、ヤブニッケイ、カラスザンショウ等々、新緑が萌えれば我が遊びの迷宮がてんこ盛りで待っている。
我が会の代表が森林インストラクターとして活動する中で、行ってみたい作業の様で、これに有料で貸与すれば減価償却くらいは出来るかもしれないと、もう皮算用が始まった。夏みかんの皮だけでなく金目の皮もありそうな予感がする。先々は「芳香蒸留水」長者になれそう・・・。
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