昨夜は八王子テレメディアで八王子まつり・山車巡行の実況中継を楽しみました。今日は2つの神輿が甲州街道を渡御(とぎょ)するので、実際に見てみようと思い15時過ぎに西八王子駅から追分へと向かいました。
15時20分過ぎ、イベントのあいさつが終わり渡御の準備が整ったようです。甲州街道の沿道には大勢の見物客が待ち構えています。
いよいよ追分を出発。重さ4トンを誇る関東屈指の千貫神輿がやってきます。甲州街道いっぱいに担ぎ手が広がり、威勢のよいかけ声とともに、行ったり後戻りしたり回転したり、圧巻です。
延べ1,600人の担ぎ手が参加しているそうです。おしくらまんじゅう状態・・・
わずか100m進むのに20分近くかかりました。重さのためでしょうか、おっとっと。。という場面にも何度か遭遇。担ぎ手のみなさん気合が入っていますね。
神輿がこちら側にやってきたのでアップしてみました。本当に重そうです。
多賀神社の神輿に関する説明があったので紹介しておきます。
多賀神社は八王子の西の鎮守とされ、御祭神は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)。戦災を逃れた境内には昔のたたずまいが残っているそうです。確か市役所の近くにあったと記憶しているので今度訪れてみましょう。多賀神社の宮神輿は明治15年東京浅草で建造された関東地方でも屈指の大きさで、昭和53年から千貫神輿として八王子まつりの名物の一つになっているそうです。
この千貫神輿は追分から織物組合の近くまでの上地区を渡御します。国道16号から西のこのあたりは上地区と呼ばれ、国道16号から東は下地区と呼ばれています。
今日は下地区でも神輿の渡御があるので、八日町方面へ向かいました。こちらでは八幡八雲神社の宮神輿が渡御していました。
鮮やかな浅葱色の半纏姿の氏子の皆さんが担いでいるそうです。担ぎ手は若い方が多く、皆さん生き生きとしていますね。
南新町の山車の横を通り過ぎます。山車では白狐が迎えていました。
八幡八雲神社は八王子の東の鎮守とされ、御祭神は応神天皇、素盞鳴尊(すさのおのみこと)。八幡八雲神社の宮神輿渡御は平成14年から八王子まつりで行われるようになりました。現在の宮神輿は平成元年に再建されたものです。
八王子まつりを本ブログで紹介するのは2回目になります。昔は毎年のように山車祭りを見に出かけていましたが、神輿の渡御を見たのは初めての経験です。夜とは違った熱気が伝わってきて圧巻でした。