ウリパパの日記

自由気ままに・・・

昭和記念公園のひまわり畑とサギソウ 2013.8.15

2013-08-15 20:28:19 | 自然
今年のペルセウス座流星群は天気に恵まれず、一つも見ることができませんでした。極大となった12日夜は雷雲が居座り、一昨日夜は夜半前から雲が切れたものの夏の大三角形がかろうじて見えるほど夜空が霞み一時間見上げて一個も見えず、そして夕方から澄んだ青空が広がり期待した昨夜は流星自体の数が減った影響で不発。しかも夜半に近づくにつれて風が弱まり湿度が上昇して空が霞んできたりと踏んだり蹴ったりでした。

連休も後半に突入。近場でふらふらして過ごしていますが、今日は用事があって立川方面へ出かけたので帰りに昭和記念公園に寄りました。HPででひまわり畑が紹介されていたので、一度訪れてみたかったのです。一昨日もパスポートの更新のために立川へ来たのですが、その時はすっかり忘れていたのです。

50000本のヒマワリ畑が広がっているのは、花の丘 砂川口側の一画です。コスモスの丘の北側になります。立川口や西立川口からはかなり距離があります。コスモス畑には及びませんが、これだけのヒマワリが一斉に咲くと見事ですね。


比較的背の低い花が多いですが、ところどころ背伸びして自己主張している花もあります。


今が満開ですが、まだまだ背丈が伸びそうな印象です。


丘の上から見下ろしてみました。みな同じ方向を向いて咲いています。
昭和記念公園にはもう一か所、もみじ橋近くの丘にヒマワリ畑がありますが、こちらは終わっていました。


公園ではサギソウ祭りが開催されています。さざなみ広場の花壇の様子です。ちょうど見ごろのようです。撮影用の鉢の貸出しも行っているとのこと。さざなみ広場は西立川口のゲートを入りすぐのところです。


花木園菖蒲田でも地植えのサギソウがチラホラ咲いていました。ピンク色のミソハギと純白のサギソウのコントラストが綺麗ですね。


トンボの湿地でもひっそり咲いています。昔、我が家でもサギソウを長年育ててきたのですが、猛暑で枯らせてしまいました。ミズゴケの手入れとか手間暇かかり、まあ老後の楽しみですね。

せかっくなので、園内で見かけた夏の草花を以下に紹介しておきます。


ピンクの大輪のユリです。近くに花の名前の紹介が無かったので、名前は不明です。


オミナエシです。秋の七草の一つですね。


こもれびの里で見かけた大きなハスの花です。


もみじ橋近くで見かけたホオの実です。これから真っ赤に色づいてきます。


パンパスグラスが美しい穂を付け始めています。今年は秋の訪れが早いのでしょうか。


近くにはヒマワリ畑が広がっていますが、ちょっと遅かったようです。記念にヒマワリのアートをパチリ。


みんなの原っぱの西側では早くもコスモスの植え付けが始まっていました。
早いもので今日はお盆の中日。これから夏の後半が始まり、季節は秋へ向かって歩み始めます。
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猛暑の中 小仏城山へ 2013.8.14

2013-08-15 17:22:06 | 高尾山・陣馬山
朝晩は少し涼しくなってきましたが快適な睡眠のためにはエアコンが欠かせない毎日です。さすがに日中はエアコンを切っていますが、猛暑続きのため遠出する気力が湧かず、連日多摩地域をうろうろしています(笑)。せっかくの夏休み、どこか登山へと考えていたのですが、高速道路(中央高速)は連日上下線共に渋滞との情報。上空まで暑い空気に包まれているため涼しさを感じるには2000m以上まで登らなくてはならりません。例年お盆の時期は抜けるような青空が広がるのですが、今年は湿度が高いせいか遠望がきかず、各地のライブカメラを見ても富士山は雲がかかりやすい気象状況のようです。北アルプス方面まで遠征すれば眺望に恵まれそうなのですが、日帰りでは時間とお金がかかるので厳しい・・・などなど言い訳が続きます。結局、昨日は近場へハイキングに出かけてきました。

日影沢から小仏城山へ登り、一丁平、高尾山へと戻ってくるコース。帰りに高尾山とくとくブックの8月号にスタンプを押してきました。


昨日も猛暑に見舞われましたが、日影沢は予想外に涼しく心地よい風が吹き抜けます。夜には気温が下がるのでしょう。キャンプ場へ向かう日陰の道沿いではヤブランが元気に咲いています。


キャンプ場近くにやってきました。キツネノカミソリが咲いています。日影沢ではこの一帯で姿をみかけることが多いようです。昨年焼失した森の図書館跡地には管理事務所とトイレが完成していました。


さらに林道を上っていきます。林道の両側はハグロソウで埋め尽くされています。花弁2枚の地味で可憐な花ですが、こんなに群生すると存在感ありますね。


湧き水を左手に見て紅葉台登山口の分岐点にやってきました。このあたりは日当たりがよく、ゲンノショウコが咲き始めていました。


更に林道を登るとキンミズヒキが咲き始め、車止めゲートを過ぎて高度を上げるとホタルブクロの姿もちらほら見かけます。標高500mを越える頃から、ひんやりした心地よい風が吹いてきます。日影沢の冷気が吹き上がってくるのでしょうか。そうこうするうちに、山頂のパラボラアンテナが見えてきました。林道の両側にはキキョウの花が咲いています。涼しい山では夏の間も咲き続けます。


ススキも開花しています。そろそろ秋の気配です。

日影バス停からゆっくり歩いて約50分で小仏城山山頂に到着。休憩しようと茶店を覗くと"氷"の文字が目に飛び込んできます。なめこ汁には少々暑いので迷わず400円のかき氷を注文。"ハーフサイズ始めました"の案内も出ていましたがフルサイズとします。店員が氷を削ってくれるのですがなかなか終りません。やっとシロップをかけ始めたので完成かな?と思ったところ再びガリガリ! もう1サイクル続きました。結局冒頭の写真のような巨大なかき氷の完成です。

一気に食べると冷たさで頭にキーンときます。炎症を起こしている歯茎にもズーン(笑)。10分かけて食べ終り大満足。お腹も冷えてボコボコです。でも山を下りるまでペットボトルは不要でした。昨年、陣馬山頂で食べたかき氷はこんなに巨大だったかな?

山頂の眺望は視界20km程度でしょうか。富士山方面はかすんでいます。眺望は無くても標高(670.3m)の割に風はさわやか。満足して下山開始です。


小仏城山から一丁平にかけては歩きやすい尾根道が続きますが、一昨日は雷雨に見舞われたらしく日当たりの悪いところではぬかるみが残っています。一丁平の先では珍しくコオニユリの花が咲いていました。陣馬山まで行くとよく見かけますが、このあたりで見かけることはめったにありません。


紅葉台南側の巻き道ではクズの花が咲き始めています。


すぐ近くではオナガアゲハ?が飛んでいました。一休みしたところをパチリです。


ヤマホトトギスも咲き始めています。


標高が下がるにつれて暑さが増してきたので、高尾山頂の南側を巻いて涼しい富士道経由で戻ろうと思ったのですが、この花が見たくて結局1号路を下ってきました。薬王院大師堂周囲に植栽されているレンゲショマです。一か月前に訪れたときはやっと2輪開花したところでしたが、昨日は満開でした。さる園に併設する野草園でも見ることができますが、ここは無料です(もちろんお賽銭は必要です)。

さて昨日は一丁平で驚きの体験をしました。標高が600mを超える小仏城山あたりでは「ギーーー」と単調な声でエゾゼミが鳴いていますが、一丁平へ向かって標高を下げるにつれてアブラゼミやミンミンゼミの鳴き声が混ざるようになってきます。一丁平を過ぎて鉄塔の近くへきたところ、突然シャーシャーシャーと他のセミを圧倒するけたたましい鳴き声がすぐそばから聞こえてきたのです。そうです。クマゼミです。標高500mを超えるような場所にクマゼミがいるとは・・ついさっきまではエゾゼミが鳴いていたのです。造成用の土に混ざって運ばれてきたのか狭間近くではここ数年鳴いているのを確認していますが、高尾山では一度も聞いたことがなかったのに一丁平で鳴いていたとは驚きですね。温暖化の影響なのでしょうか。。。

その後も高尾山1号路ではエゾゼミが何事もなかったかのように鳴いていたので、やはり一丁平のクマゼミは衝撃でしたね。




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