大型で非常に強い台風18号が日本列島に接近中です。昨日低気圧が通過して一時的に冬型の気圧配置になり、今日は晴れ間が広がる予報でした。以前から会社の友人(今は別会社に転職)と来週末、武尊山に登る約束をしていたのですが、今年は紅葉が早く山頂付近は既に終わってしまったとのネット情報。昨日天気図とにらめっこして、今日は昼ごろにピンポイントで晴れると確信。急遽今日の登山となりました。
朝5時に待ち合わせて八王子を出発。あきる野から圏央道に入り関越道を水上に向かいます。渋滞もなく順調です。群馬県に入ると青空が広がり子持山もくっきり見えます。ところが上越国境の山々は冬型の影響をうけて雲の中。武尊山も全く見えません。水上インタを下りると上空はくもり空。藤原ダムからやすらぎの森キャンプ場を抜けて武尊神社手前の駐車場に到着したのは7時30分過ぎ。小雨がぱらつき始めました。

昼過ぎに晴れることを期待して、午前8時に駐車場を出発です。まずは武尊神社にお詣り。

保宝鷹神社(ホホウタカ)と称され、古くから招福開運の神社として各地から参拝人が多く訪れていたそうです。

暫くなだらかな林道を上ります。周囲の山々は紅葉が始まったところでしょうか。35分ほど歩くと分岐点にさしかかります。ここを左へ進みます。3.7kmで武尊山山頂です。

本格的な山登りが始まり、急坂が続きます。標高が上がるにつれて赤や黄色の紅葉が鮮やかさを増します。瞬く上ると尾根道に合流。尾根道では北寄りの季節風が吹きつけ、霧に包まれ、時折小雨も降る最悪の条件。湿度が高く眼鏡が曇ります(笑)。

暫く尾根道を上ると梯子や鎖が連続する区間があります。全部で5か所ありました。霧や雨で視界が悪いので足元は滑りますが、怖さは感じません。

梯子のかかった急坂を過ぎるとなだらかな尾根道が続きますが、相変わらず霧の中で紅葉も見渡すことができません。標高が上がるにつれて次第に霧が薄くなり薄日が差してきました。

予想通り晴れるかもしれないという期待を抱いて標高2158.3mの山頂に到着。日本百名山の一つです。登頂時刻は午前11時10分です。登り始めて3時間10分。キャンプ場から武尊山を目指す高校生の集団が沢山登っていたため、ところどころで渋滞が発生していました。渋滞が無ければ2時間50分ほどで到着したものと思います。霧の山頂から南側を望みます。

霧が晴れて標高1500~1800mの黄葉がきれいに見えています。

さ高校生の集団でごった返している中、山頂で朝食兼昼食を食べていると、どんどん霧が晴れてきました。上空も青空が広がってきました。信じられない変化です。目の前に谷川岳から一ノ倉沢。谷川岳の左には仙ノ倉山から苗場山まで見えています。その左には岩菅山、さらに横手山や草津白根山方面でしょうか。一ノ倉沢の右には朝日岳から巻機山方面が見えていました。詳しくは次の記事で紹介します。

尾瀬方面もばっちりです。至仏山と燧ケ岳。至仏山の左奥には平が岳。燧ケ岳の左奥にもうっすらと会津駒ヶ岳の姿も。一緒に登った友人は先週、この二つの山を登ってきたそうです(その3日後には立山と焼岳に登ったとか(驚!)

霧が一気に晴れて突然出現した景色に見とれて山頂に1時間40分ほど滞在した後、12時50分に剣ヶ峰を目指します。黄色く染まった山肌が綺麗です。当初予定の来週来ていたら、きっと遅かったことでしょう。

これから歩いていく登山道です。

剣ヶ峰へ向かう途中、両側に広がる黄葉がちょうど見ごろです。

こちらは谷川岳方面です。

14時過ぎ、標高2020mの剣ヶ峰山に到着。

歩いてきた稜線を振り返ります。武尊山頂(沖武尊)がずいぶんと小さくなりました。稜線の向こうには、今まで雲の中に隠れていた日光奥白根山の姿が見えていました。
剣ヶ峰から武尊神社への下り(2.2km)は急な下りに加えて、ぬかるみにはまったり、湿った木の枝やごろ石で滑ったりで苦労しました。

足腰がガタガタになって駐車場に戻ってきたのは16時10分過ぎ。山頂での休憩(1時間40分)を含めて出発してから8時間10分の長い山旅でした。出発時には雲に覆われていた剣ヶ峰の山頂が見えてます。
帰りはキャンプ場売店で山バッチを購入し、近くの宝川温泉(宝川山荘)で汗を流してきました。奥利根川の渓流沿いにある秘湯で、三つの露天風呂すべて混浴でした(^J^)
今日は思い切って出かけてよかったですね。武尊山頂付近が晴れたのは11時30分から14時30分の僅か3時間。その間に山頂からの360度の展望や見事な紅葉を楽しむことができました。
朝5時に待ち合わせて八王子を出発。あきる野から圏央道に入り関越道を水上に向かいます。渋滞もなく順調です。群馬県に入ると青空が広がり子持山もくっきり見えます。ところが上越国境の山々は冬型の影響をうけて雲の中。武尊山も全く見えません。水上インタを下りると上空はくもり空。藤原ダムからやすらぎの森キャンプ場を抜けて武尊神社手前の駐車場に到着したのは7時30分過ぎ。小雨がぱらつき始めました。

昼過ぎに晴れることを期待して、午前8時に駐車場を出発です。まずは武尊神社にお詣り。

保宝鷹神社(ホホウタカ)と称され、古くから招福開運の神社として各地から参拝人が多く訪れていたそうです。

暫くなだらかな林道を上ります。周囲の山々は紅葉が始まったところでしょうか。35分ほど歩くと分岐点にさしかかります。ここを左へ進みます。3.7kmで武尊山山頂です。

本格的な山登りが始まり、急坂が続きます。標高が上がるにつれて赤や黄色の紅葉が鮮やかさを増します。瞬く上ると尾根道に合流。尾根道では北寄りの季節風が吹きつけ、霧に包まれ、時折小雨も降る最悪の条件。湿度が高く眼鏡が曇ります(笑)。

暫く尾根道を上ると梯子や鎖が連続する区間があります。全部で5か所ありました。霧や雨で視界が悪いので足元は滑りますが、怖さは感じません。

梯子のかかった急坂を過ぎるとなだらかな尾根道が続きますが、相変わらず霧の中で紅葉も見渡すことができません。標高が上がるにつれて次第に霧が薄くなり薄日が差してきました。

予想通り晴れるかもしれないという期待を抱いて標高2158.3mの山頂に到着。日本百名山の一つです。登頂時刻は午前11時10分です。登り始めて3時間10分。キャンプ場から武尊山を目指す高校生の集団が沢山登っていたため、ところどころで渋滞が発生していました。渋滞が無ければ2時間50分ほどで到着したものと思います。霧の山頂から南側を望みます。

霧が晴れて標高1500~1800mの黄葉がきれいに見えています。

さ高校生の集団でごった返している中、山頂で朝食兼昼食を食べていると、どんどん霧が晴れてきました。上空も青空が広がってきました。信じられない変化です。目の前に谷川岳から一ノ倉沢。谷川岳の左には仙ノ倉山から苗場山まで見えています。その左には岩菅山、さらに横手山や草津白根山方面でしょうか。一ノ倉沢の右には朝日岳から巻機山方面が見えていました。詳しくは次の記事で紹介します。

尾瀬方面もばっちりです。至仏山と燧ケ岳。至仏山の左奥には平が岳。燧ケ岳の左奥にもうっすらと会津駒ヶ岳の姿も。一緒に登った友人は先週、この二つの山を登ってきたそうです(その3日後には立山と焼岳に登ったとか(驚!)

霧が一気に晴れて突然出現した景色に見とれて山頂に1時間40分ほど滞在した後、12時50分に剣ヶ峰を目指します。黄色く染まった山肌が綺麗です。当初予定の来週来ていたら、きっと遅かったことでしょう。

これから歩いていく登山道です。

剣ヶ峰へ向かう途中、両側に広がる黄葉がちょうど見ごろです。

こちらは谷川岳方面です。

14時過ぎ、標高2020mの剣ヶ峰山に到着。

歩いてきた稜線を振り返ります。武尊山頂(沖武尊)がずいぶんと小さくなりました。稜線の向こうには、今まで雲の中に隠れていた日光奥白根山の姿が見えていました。
剣ヶ峰から武尊神社への下り(2.2km)は急な下りに加えて、ぬかるみにはまったり、湿った木の枝やごろ石で滑ったりで苦労しました。

足腰がガタガタになって駐車場に戻ってきたのは16時10分過ぎ。山頂での休憩(1時間40分)を含めて出発してから8時間10分の長い山旅でした。出発時には雲に覆われていた剣ヶ峰の山頂が見えてます。
帰りはキャンプ場売店で山バッチを購入し、近くの宝川温泉(宝川山荘)で汗を流してきました。奥利根川の渓流沿いにある秘湯で、三つの露天風呂すべて混浴でした(^J^)
今日は思い切って出かけてよかったですね。武尊山頂付近が晴れたのは11時30分から14時30分の僅か3時間。その間に山頂からの360度の展望や見事な紅葉を楽しむことができました。